見出し画像

【スーパーの7割が業績悪化(><)】

👤スーパーは生活に欠かせないし「食品」の売り上げで稼げるから、どんなに景気が悪くなっても経営は安定してるよね?

☝️確かに一昔前まではその通りだった。競争があっても他業種とうまく棲み分けて、利益率の高い「食品」で稼いだし、なにしろ「現金商売」が主で、キャッシュフロー(資金繰り)も盤石だった。

スーパーを100年以上やって、倒産の憂き目に遭った私が言うのだから信じて欲しい。しかし今やスーパー、それも個人スーパーや規模の小さい(年商100億円以下)チェーン店の経営は厳しさを増している。

なんとスーパーの7割が赤字または前年割れの業績悪化の真っ最中だという(^^;

今やドラッグストアが生鮮食品(肉や魚)まで売る時代。現金で買ってくれるお客さんはドンドン減り、「現金で払うならより安い店へ!」と新参ディスカウントストアへ客足は流れる。

もはや生き残っていけるのは、皆さまお馴染みの全国展開のビッグストア、またはエリアに集中して出店している「準大手スーパー」だけの様だ。

その他のスーパーが生き残るためにはそれらの傘下に入るか、早い段階で会社ごと売却するしかない。「No.1よりオンリーワン」の独自路線でお客さんを掴めば、中小スーパーだって生き残れる!…?

☝️暴論かもしれないが「それはもう無理」になってしまったのだ。世の中はショッピングモールとディスカウントドラッグとBIGスーパーチェーンだけが生き残り、それ以外はコンビニが隙間を埋めていく。

各地にあった衣料品店やローカルホームセンターが消えていった様に、スーパーマーケットも同じ道を辿るのである。誰が悪いわけでもない。よく言う「時代の流れ」と言うことにしておけば丸く収まるってものだ。(当事者は死活問題だが、辞める決断ができる店はまだ恵まれているのかも)

いつ何どき、皆さん馴染みの店に『閉店のお知らせ』の貼り紙が貼られるかもしれませんよ。



いいなと思ったら応援しよう!