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【外資系企業の幻想】
私なんか田舎モンだから「外資系」と聞いただけで、「何か頼めば高いんだろうな」とか「国際基準だから厳しそう」、「みんな良い給料もらってるんだぜ、きっと…」と憧れにも似た気持ちで見ていた。
・外資系コンサル会社
・外資系金融機関
・外資系保険会社
どこの外国かも知らないが、『外資系=舶来』と思うご同輩もおられるのではないか。
外資系は日本の企業より優れている!日本はガラパゴス、世界基準を満たしてないし、国際市場の厳しさにも耐えられない。日本の企業でも一流の経営者(社長)は海外でも通用する。
ハイハイ、分かりました!
私、経営してきたスーパーが厳しかった時、銀行の返済を猶予してもらうために(リスケ)、メインバンクに言われるまま「外資系コンサル会社」をアドバイザー(認定支援機関)にして認めてもらった経験があります。
お願いしたのは3年間、リスケの承諾を取るための経営改善計画者の作成(ほぼフォーマットに入力するだけ)の報酬は年間600万円のお支払い(驚) 4年目にチェンジした地元の税理士は、同じことをしてもらってなんと年間60万円也。
👤銀行の支店長から「社長、一番の経費削減ですね!」と褒められた (笑)
彼らと銀行に説明しに行っても、完璧に田舎の金融機関のことをナメている。私はネクタイをしていても、若い彼はポロシャツにチノパンで支店長クラスにタメ口。元本返済をお願いして頭を下げている私の隣でだ。
その外資系コンサル会社、偉い人は契約書を交わす時に来るだけで、普段の業務は若い会計士補2、3人が半日来るだけ。「我々は外資系なのでフィーが高いんですよ」と笑う彼ら…。当然私の『ぶっ◯すリスト」に入れてやった。(今はBMに入ってる)
前置きが長くなりました。
最近話題のこのケース。段取りを受注した世界有数の「外資系PR会社」、2度の記者会見のフィーは1,000万円とのこと(@_@)
「氏名と指名」の間違いにも気づかず、資料をボタンもかけずに極秘資料を小脇に抱えてスタッフ気取り。みごとに性能の良いカメラにキャッチされて全てパー。リスク管理のコンサル会社なのにね!彼の国なら既に消されてる所だろう。
NHKのスッパ抜きってのが良かった。これはおそらく『大晦日』に対するメッセージに違いない。
☝️何でもナメちゃ駄目なんだよ!見下したらやり返されるに決まってる。たった一人のミスで、今回の様な取り返しのつかない結果となるのが人の社会。
まさか、こうなることを想定して「NGリスト」を見せたなら、その策略はとんでもないものだが(^^;
『外資系=料金が高い』これだけは間違いなかったようだ。
#外資系コンサルの思い出
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