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【有言実行?いいえ『実行有言』です!】

私の会社が倒産した時、「俺は逃げない!」と格好つけて周囲に公言した。しかし現実にはそう断言したところで、次々に押し寄せる事態に押し潰されていく。言葉にするのは簡単だが、実行に移すことは格段に難しいものだ。

『有言実行』良く聞く言葉である。そして言ってはみたものの実行できない人も多い。


私は田舎で仕事をしていたが、その特性から業界の重鎮や名士、地域の旦那衆の顔色を見ながら発言し、気分を逆撫でしない様に行動してきた。(田舎ばかりではないかも?)

しかし、そんな気遣いをしているヒマがあったら、サッサと行動に移した方が早いことに気づく。どうせ何をしたって批判され、潰されるのがオチなのだ。いくら「有言」しても「実行」がジャマされ、意見さえ聞いてもらえない。

💡 私は気づいた。
「有言実行」じゃダメだ!『実行有言』にしなきゃ!

やることやって結果を出して、その後「こうしたらどうですか!」と年長者に詰め寄る。そうすれば彼らも聞かざるを得ない。発言に根拠があるからだ。その結果敵も作るが、少なくとも物事が変わり始める。



上手い「造語」を考えたと思っていたら、とっくの昔に同じことを言った人がいた(^^; かの出光興産創業者の出光佐三である。


彼は『実行』に重きをおいたのだ。一般社会の人は『不言実行』が美徳としている。ところが出光は「黙っておってはいかん!実行して、それでもって人に示唆を与えるのだ。これが『実行有言』じゃないか。実行して、人にこうしなさいと言えるのが出光じゃないか」と説いた。

『言うは易し、行うは難し』

実行した上で人に示唆を与える『実行有言』相当の覚悟がないとできない。よくいる「有言不実行」のインテリに成り下がる気は…ない!


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【私はこんな人間です】


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