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【直前のキャンセルで『相席ブロック』】

ひと昔前の電車の旅では、指定席切符を持っていなくても、「誰かが来たらどけばいい」と言って、指定席を予約していなくても人の席を占有する人がよくいた。(今もあるのかも知れないが、もはやその屁理屈は通らない時代になった)

意識するorしないはともかく、ちゃっかり者やズルい人が得をする世の中ではいけない。そしてグレーな行為を推奨する「旅の裏ワザ」もいただけない。ここは秩序が保たれた日本であるからだ。

👤私も電車やバス・飛行機での移動をするが、(出来るものなら)お隣に誰も来なかった時は「ラッキー!」と思う。きっと皆さんも同じだろう。

インバウンド需要で観光客が増加した結果、今では平日の新幹線、それもグリーン車でさえ、お隣に大きなリュックを抱えたラフな格好の外国人観光客が座っていることが多い。(でもそれは全然構わない)


高速バスなどの予約をする際、自分一人しか乗らないのに、わざわざ2席を確保した上で、直前に1席をキャンセルして隣の席を無人化する「相席ブロック」なるものが存在するという。

まあちょっと考えたら誰でも思いつくし、電車の指定席でも使えそうな(姑息な)テクニックではある。

これに対して8月のピークを前にバス会社も、キャンセルの締め切り日を早めにしたり、キャンセル料を見直すなどの対策で対応するとのこと。当然の流れだろう。

JRの「えきねっと」では、たしか直前のキャンセルも手数料が掛かる(変更なら無料)ので、ドタキャンによる「相席ブロック」は多少減るだろう。同時に直前にネット上で隣に人が来ない席に変更することで「相席ブロック」は可能だ。(これは特段ズルいことではないと思う)

私が一番良く利用する【甲府⇄新宿(東京)】間を走る『特急あずさ号』の指定席は、座席の上部に「赤・オレンジ・緑」のライトがあり、

①赤なら、誰も予約してないからそこに座って車掌さんに言えば座れる

②オレンジ色なら、次の駅で予約した人が乗ってくるから空いてて当然(座ってる人はどいて!)

③緑なら、もう私が座ってる (笑)

このように全ての座席が「指定席」となって色分けされていて、勝手に人の席に座ってはいけない(座れない)仕組みになっている。(はずなのだが〜)


(小声で…)それでも停車駅の「八王子」や「立川」から新宿へ向かう列車にバンバン乗り込んでくる客のなんと多いことか!頭上のライトは全て「赤(誰も買ってない席)」 グリーン車に乗り込むお姉さんなど慣れたものである。

短距離の区間に、車掌さんは車内改札には来ないし。加えて頭上のライトの色を見れば、その人は席を予約していないことが目視できる。

👤「すいません、その座席の指定席券をお持ちですか?」

気の小さい私は、いかにもそれに対する反論を準備している都会の方に、とてもそんなことを言う勇気も正義感もない田舎者であるm(_ _)m

きっと皆さんも、この様な思い出がいくつかあるのではなかろうか?おかしな人はどこにでもいるもので…(^^;

☝️皆さんが夏休みでお出かけの際、交通機関の座席やマナーのトラブルで、楽しい思い出が台無しになりませんようにお祈りしています🙏🏻



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