【みんなが待ち望んだコストコができた(^O^)/】
TVコマーシャルが入るわけでもないのに、芸能人がコストコに行って山ほどお買い物をしながら「安〜い!」と感動。一般のお客さんにインタビューしても「開店を待ってました」「友達と楽しみにしてました」とカート一杯のお買い物。
特集番組も、ニュースでの紹介も全て仕組まれた今の「PR」であることなど、もはやどうでもいいのだ。番組を丸ごと買い占めて芸能人に紹介させたり、ランキングを当てるまで帰れない外食チェーン、いろんな「夜明け」や「宮殿」によるヨイショ番組も、すべてプロモーションであることは周知の事実である。
その中でも一番効果的にPRしてきた「コストコ」が近所にできるとなれば、「勝ち組消費者」としてマウントの一つも取りたくなる気持ちもわかる。おめでとうございます!
☝️コストコができるとそのエリアでは…
①コストコが最低時給1,500円で従業員を集めるため、その地域の(一定レベルの)労働力がそこに集中する。(一店舗の募集は300名)
国が示す「最低賃金」が1,000円前後とは言え、近隣の小売・サービス業の時給も少しは上げないと人が集まらない。→「外圧」による賃金上昇に歓迎の声と、経営圧迫のメリット・デメリットが発生する。
②来店客の混雑で入店と退店に時間を要する。開店に向けて(なぜだか)、自治体がコストコに便宜を図るが(道路の新設・有料道路の出入口や進入路新設)、それを上回る大渋滞が発生して、緊急車両も通れない事態が発生する。
記事の沖縄に開店した店舗では、午前3時に800台の駐車場が満車になり、開店時間を午前4時半に前倒し(^^;
町のコミュニティバスも、普段市役所から3分で行ける最寄り停留所からなんと2時間も掛かる渋滞ぶり。当然こんな時何があっても緊急車両は迂回せざるを得ない。
新しいもの、それもみんなが望んでいたものが出来れば、町や人の暮らし、その結果影響が出る商店街やその関係者に大きな変化が現れる。そして時には大きな分断さえ生まれるものだ。私もその中で生きてきたからよく分かる。
100人の幸せのためなら5人くらい不幸になるのは仕方ない…。精一杯それを否定しているが、そんな話は誰も興味はない。
👤さて、私の故郷山梨県の片田舎(南アルプス市)に、県民のほぼ95%が待ち望んでいるコストコが開店の運びである。
待ち切れない地元の『青年経済人』たちは、半年も前なのにもうテナント棟を開店営業している。(まあコストコが出来なければお客はそこにいく意味はないのだが…)。それほどみんなが外資の「コストコ」に期待しているということだ。
お客さんは外資だろうが地元だろうが、どこで買い物をして良い権利を持っている。コストコが気に入らないなら、競争して勝てば良いだけのこと。戦い方はそれぞれだから、退場した私がとやかくいうのは社会のためにもならない。
👥待ちに待ったコストコが出来たら、次は
「交通渋滞せずにスイスイ買い物がしたい!」
「都会にある他の大型チェーン店が欲しい!」
これが消費者というもの。🎵『限りない欲望』
「セブン&アイが外資に飲み込まれる?」なんて、まだ日本の『小売業大変革』の序章かも知れませんよ。
#反対の声があれば出店しないコストコ
#反対の声をコストコの耳に入れない地元経済界