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【年金支給日の大売り出し!】

「偶数月の15日」、それは待ちに待った2ヶ月に一度の『年金支給日』である。高齢者(とされる)方々にとっては、一気に財布が温まり購買意欲が増す、年に6回のスペシャルな日(^_−)−☆

私が経営していたスーパーの支店の多くは、賑やかな市街地より、田園風景の田舎(いわゆる過疎地)にあった。そりゃそうだ、潰れた個人スーパーを居抜きで再生したんだから(^^;

☝️『年金支給日』はスーパーにとって大きな「稼ぎ時」でもある。特におばあちゃん達の購買意欲は想像を超えるのだ。

ウチのスーパーでは饅頭を配ったり、福引きをしたり、事前に配布したクーポン券を15日に回収したりと「あの手この手で」高齢のお客さんを集めた。この日ばかりは客単価も2倍以上に跳ね上がる。

大手スーパーでも「シニアDAY!」とか、「65才以上のお客様には◯◯サービス」などのプロモーションを展開して高齢者を集客する。

【毎月15.16.17日は◯◯サービス】など分かりやすいものも多い。(年金の無い「奇数月」でも売れるから不思議だw)

早い話、高齢者が喜ぶ販促で集客して、年金をゴッソリいただこう!との思惑である。別に悪いことじゃない。


普段は「買い物難民」と呼ばれる地域に住むおばあちゃん達も、「待ってました!」とばかりタクシーに乗り合わせ、町のスーパーへ繰り出していく。イオンモールとかにも行っちゃう!

いつもより少し贅沢なお肉やお刺身、好きなお菓子や孫へのプレゼント…。買い物は人間にとって「社会参加の証(あかし)」や「人に喜ばれる実感」を感じる『本能』なのかも知れない。

買い物をしているおばあちゃん達の顔を見ればそれが分かる。そしてカゴの中を覗けば、「こりゃ長生きするわ(^^;」と感心するほどの買いっぷりである。

☝️さて、もうすぐクリスマス!
おばあちゃんが財布の紐を締めないうちに、年末年始にゴチになる作戦開始です!(^_−)−☆

#写真は昭和の年金支給日かも笑



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