【閉店間近のスーパーの見分け方〜大手企業の支店編】
前回はどちらかというと規模の小さい「危ない」ローカルチェーン店や個人スーパーの「見分け方」を紹介した。現実には当てはまらないことを願うが、お客さんが手持ちのポイントカードや商品券が無効になってしまうので注意が必要である。
さて今回は、皆さんもよく利用する大手スーパーの支店、早い話会社は大丈夫でも、その店を閉店するかどうか?を見分けるポイントをご紹介。(あくまでも私個人の?考えです)
✅パート募集をしなくなる
☝️閉店が決まってからは、当然パートさんは追加募集はしない。閉店までに欠員が出ても追加もなし。「閉店までなんとか持たせてくれ🙏🏻」店長も辛いものだ。
✅今まで生鮮品(鮮魚や精肉)が陳列されていた冷蔵ケースが塞がれ、いきなりカップ麺やペットボトル飲料が並ぶ様になる。
☝️電気代削減と生鮮品のロスを減らすため。刺身の充実度も一気に下がるためお客さんも離れるが、ソフトランディングのために想定内。
✅閉店を決めるのは本社の取締役会!
☝️あなたがいくら「あの店ヤバいんじゃね?」とか「きっと潰れると思うな」などと知ったかぶっても、それを決めるのは本社のお偉いさんです (笑)。
閉店情報が漏れるのは、
①取締役会→ここでは漏れない
②店舗の地主に報告→半年前に告知しないと違約金(おそらく賃料の6ヶ月分)→口止めするも地主が不動産屋に相談してそこから漏れることはある
③店内のテナントに閉店する旨を告知、これも基本半年前。しかし情報は漏れるため、他の支店への出店等をバーターに守秘義務締結
④最後に従業員→一カ月
これをしないと給料一カ月分の「解雇予告手当」を支払わなくてはならなくなる。この時点で一般消費者に一気に広まり『あの店潰れるんだってよ‼️」と拡散される。(潰れるのではなく、採算が見込めなくなったので「スクラップ&ビルド」する)→お客さんて厳しい(^^;
⑤そして取引先へ報告
『店は閉めるけど、他の店でもっと仕入れるからよろしくね』みたいな感じで、特段取引先に対するフォローは無い。
※ 撤退する時は、そのあと別のディスカウントスーパーが出店できない様に、全部カラにして出ていくw。
大手のスーパーが撤退する一番のタイミングは「契約満了時」である。これだと保証金を返してもらえるし、テナントにも申し訳がつく。
片やテナントの契約は5年ごとなどの為、一斉にテナントが撤退して、紅白幕がかけられたままのスーパーは賃料がは中々厳しくなってくる。
大型店の撤退は地域にも大きな影響が出るため、慎重に運ぶのが鉄則となる。
👤大きな店でも小さな店でも、なくなれば困る人が出る…。そしてなくなった後、お客さんはすぐその状況に慣れて、自分で何とかする。それが世の中です(^^;
※最後までお読み頂きありがとうございます!
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