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【レジ袋で家庭のゴミが捨てられたら…それが一番!】

CO2の削減のためか?環境意識を高めるためか?その目的はとてもセクシー過ぎて、今もって理解に苦しむ「レジ袋の有料化(商品化w)」

不本意ながら私は2008年、山梨県のスーパーやホームセンター・ドラッグストアのレジ袋有料化の牽引役を仰せつかって、力尽くで実現にこぎつけた「黒歴史」を持っているw。先鞭はつけたが、今もって反対であるm(_ _)m

この度、福岡市の900を超えるコンビニやスーパーで、家庭ゴミを捨てることができるレジ袋『ふくレジ』の販売を始めたというニュースである。(東京の一部地域でも同様の取り組みあり)

☝️ここでは「レジ袋なんか減らしても環境破壊の防止には効果が無い?」的な話はひとまず置いておこう。

各自治体が家庭ごみを回収する際、有料の「指定ゴミ袋」を購入させ、スーパーのレジ袋でゴミを出しても回収してもらえない。当然指定ゴミ袋の売り上げは、ゴミ処理の費用に充てられる訳だが、これでは単にゴミを入れて出すだけの一方通行である。

スーパーのレジ袋にある程度のゴミ処理コストを加えて「指定ゴミ袋」にすれば、買い物を入れて持ち帰った後、そのままゴミを出せるし、何度も何度も使った後にゴミ出しに使える。何往復にも使えて一石二鳥じゃないか!

私が全県でレジ袋有料化を達成してすぐ、山梨県甲府市は「指定ゴミ袋」の販売を開始して、それまでスーパーのレジ袋で出すことができた家庭ゴミを一切禁止してしまった。

私が「黒歴史」と言うのは、自治体の有料指定ゴミ袋導入のために、無料のレジ袋配布を止めることの片棒を担がされたと思っているからである。(聞いても誰も答えてくれなかったが…)

この度、福岡市(政令指定都市)が大っぴらに「レジ袋でゴミを捨てていいですよ!」とやってくれたことで、私は長年のモヤモヤが晴れた気がする。

自分がレジ袋を有料化してから、店で「指定ゴミ袋」を大量に販売した。そして多額の手数料(販売利益)を手にしてきた。そんな儲けはいらないから、お客さんがそのままレジ袋でゴミを出せる様にしておけば良かったと後悔している。

☝️レジ袋を有料にしなくても、自分で進んでエコバッグを持ち歩く世の中にするのが国や業界の使命であるのに、有料化(罰金)することでお客さんをコントロールしようとしたのは「愚策」と言える。

みんなエコバッグやマイバッグを捨てるほど持っているし、店側は紙袋やダンポール箱なら無料でくれる…。

その結果レジ袋メーカーは経営が悪化するわ、100円ショップではレジ袋がバンバン売れていると言う(笑)

福岡市を見習って、使い道のないレジ袋を5円で売るより、ゴミ出しにも使えるレジ袋を10円で売る方が、ずっと理にかなっている!(と、わたしは思うぞ)

福岡市長、Good Job‼️ さあ後に続け〜(^O^)/



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