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【『本気』と書いて「マジ」と読ませる日本語】

日本語の「当て字文化」は世界広しといえども独特なものがある。当て字とは、漢字本来の用法を無視しているのに、より意味がピッタリはまる読み方である。

外国にもこのような読み手のセンスを試す様な物言いがあるのだろうか?日本語の様に「ルビ」を振る習慣がないので、一つの言葉の意味はそれほど多くはないはずだ。

「不如帰」と書いてホトトギス、「金糸雀」と書いてカナリアなど、美しい日本語の「当て字」の一つだろう。

☝️美しい言語を持つ国に住む我々は、『本気』と書いて「マジ」と読むレベルで満足してはいけないのだw。


・純情→ウブ・伝染る→うつる・麦酒→ビール

・運命→さだめ・土産→みやげ・美味しい→おいしい

・出汁・灰汁→だし・あく・旋律→メロディ・漢→おとこ

・宇宙→そら・地球→ほし・人生→たび・永遠→とわ

・宿敵→ライバル・理由→わけ・頂上→てっぺん

【ランク外】
夜露死苦→ヨロシク、愛羅武勇→アイラブユー

ちょっと考えただけでもどんどん出てくる。


「当て字」と言ってしまえばそれまでなのだが、世界中どこを探しても、正式な読み方以外に「それっぽい言葉」を当てて納得させる言語などどこにもない。日本語は難しい、そして奥が深い。「言葉遊び」には最適な言語である。

👤さて最後に唸った「当て字」をご紹介!

「春夏冬ニ升五合」→商い益々繁盛(秋無い升升0.5升)

お後がよろしいようでm(_ _)m



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