【今年最後の年金支給日】
テレビを見ていたら『昨日は今年最後の年金支給日』、こんな年金では暮らしていけない!との報道がされていた。
ここに登場している(いわゆる)高齢者の暮らしは悲惨なものばかりだ。
👤一カ月5万円程度の年金で、食べ物にも困っている
👤電気代説やのためにホカロンで寒さを凌いでいる
👤年金の日は少し贅沢をして「野菜鍋」を作って食べる
👤レジ袋ではなく、スーパーの無料のポリシー袋を貰って(ガメて)きて、食品の保存に使っている
👤家賃や光熱費が高い、ペットの餌にもお金が掛かる
👤年金だけでは暮らせないので、80歳を過ぎても働いている
☝️年金はライフラインとも言え、人が暮らしていく上で欠かせない収入源である。現役時代にコツコツとお国に納め(会社も半分負担して)、65歳を基準に支給される。国を見返すには『長生き』が最高の手段であるw。
然るに現役時代に年金保険料を納めてこなかった人は、年金額が少ないのも合点がいくし、反論の余地はないところだ。
私は国の制度に物申すほどの立場では無いが、スーパーの社長時代は、毎偶数月の15日に「祝・年金支給日セール」として激安特売をしていたことを思い出す。お婆ちゃんたちのパワーに驚きながら(^^;
もちろん年金が少なくて生活が苦しい高齢者は多いと思う。しかしメディアがこのような『極端な』事例をさも大多数のように報道し、「可哀想だ」「こんなに酷いんだ」などとの印象操作、ひいてはそこからの政府批判というワンパターン報道に疑問を持つ。
👤『それなら2月も4月も10月も、年金支給日の度に同じ報道してよ!』
テレビで報道された高齢者は別にモザイクが掛かっているわけではなく、顔も声も全国に晒(さら)されている。私が家族なら良い思いはしないはずだ。
この朝の時間にテレビを観られる人は他人事だろうし、取材スタッフの親はそんな貧しい生活は(たぶん)してない。スタジオでコメントする人たちも「庶民派」を気取っても決して「庶民」ではない。
テレビで顔を出す人はまだ大丈夫な人…。「物価が高いから年金をもっと欲しい」と言っている人だ。
☝️ここにも報道されない、年を越すにも事欠く人たちに目を向ける時期ですよ。
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【小林 久ホームページ】
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