四次元、五次元の人々と愛の実践

　これは過日、フェニックス・プロジェクトの朝礼で４回に分けてお話した内容をまとめて編集したものです。協力者の皆さんのお役に立つかも知れないと公開することにしました。

　オリオン大戦のときにルシが作った人間達は生命とは呼べないものだったのです。

　それは自由意思を持たないから、潜在意識を表にして生きているような人間だったのです。

　命令には従うのですけど自分で何かしようとは思えないのですね。

　やはり完全な生命というのは自由意思を持つのです。これはとても大事なことなのですね。たぶん。

　これが13次元の悟りなのかもしれないですね。自由意思を持つ生命を作れることが。

　ルシの巨大な法力でも無理だったのですね。

　ところで、地球もエル・ランティさま達がベーエルダ星から来て地球人の肉体を作っていくわけです。

　地球環境に適合する肉体を。それがやっと軌道に乗って輪廻転生も順調になってきた頃までには、

　オリオンやペガサスなどからの移住もあって地球人口は数十億人になっていたのだそうです。

　でも地球という惑星の大きさに比べて数十億人ではまだちょっと少ないなと思ったんでしょうね。

　確かに今、地球には77億人いると言われていますからね。ギリギリでは足らないよね。霊界に帰ったらすぐにまた行けと言われてしまいます。

　だから、もっと人口を増やしたかったのだと思います。でもこれ以上移住を増やすと地球人としてまとめるのが難しくなるよね。それにオリジナルの地球人を作りたかったんでしょうね。

　それやこれやで、１億年くらい前にパイトロンという装置をエル・ランティさまが作られたのです。もちろん霊界においてですよ。

　エル・ランティさまはベーエルダ星から6,000万人を伴って地球に来られたのですが、そのときに母星の人達と揉めていたのが新しい生命の創造ということだったのです。

　ベーエルダの科学力を持ってすればできたかもしれませんね。でもやっぱりルシのように完全な生命は無理だったかも。

　ベーエルダは科学が発展しすぎて停滞していたからね。新しい分野に挑戦することで活気を取り戻したかったのです。エル・ランティさまは。

　まあ、いずれにしても反対されて地球でもう一度やり直そうということで6,000万人が地球へ来たのですね。

　その縁というか、巡り合わせもあり、パイトロンで新しい生命を創造するということに挑戦することになるわけです。この地球で。

　でも、このときには新しく生命を作るというよりは、今いる６次元レベルの魂を元にしてコピーを五人作るという方法にしたのです。

　パイトロンによって神の光を照射して無理やり分霊を作るという原理で五人のコピーを作ったのです。

　６次元レベルの魂は数十億人いましたから、それが６倍になるわけでパイトロンにより地球人口は数百億人に一挙に膨れ上がったのです。

　このときは自由意思を持つ生命としてうまく創造できましたが、たとえばカラーコピーすると原画より少しくすんだように画質が落ちるでしょう？

　それはインクを何色かの配合で色を作っているのですけど、できる色は限られるからですね。擬似色になる色があるので、その分だけはどうしても劣化するのですね。

　それと同じようなことでパイトロンによって作られたコピー霊はオリジナルに比べると少し劣化したんですね。

　霊格が落ちた。次元が低い人になった。四次元とか五次元とかになる人が多かったのですね。

　でも、不完全ではないのです。玉ねぎの皮を余分にかぶって光が弱くなっただけですね。生命としては完全なのでこの皮のような障壁を破れば創造主にもなれるのですね。

　ルシの作った不完全な人間達とは違うのです。完全は完全だけど、ちょっとレベルダウンしたのですね。

　このようにして地球には四次元や五次元という人達がもっとも人口が多い星になりました。

　そのために、この人達が地上に降りて人生を送ると間違いも多く、また争いも多くて地上は混乱していくわけですね。

　そして、そのように間違いの人生を終えた人達は天国にも帰れずに地獄界という世界を四次元の隅に作ることになります。

　波長同通の世界だからね、天国の世界の人達とは合わないので、ゴキブリのように日陰に巣食うのですね。神の光が差さない地獄界に。

　地獄界が本格的にできてくる辺りとルシが魔性に目覚めてくるのも同じようなタイミングでしたね。

　類は友を呼ぶのでね。ルシはサタンとして生まれて悪魔と化してしまいました。地獄界の帝王ルシファーとしてね。

　サタン自体はミカエルさまにより阻止されて、その霊体もミカエルさまの本体によりエクスカリバーの剣により地獄界の最深部に封印されますね。

　そして、地獄界から地上の人間を狂わせて、さらに地上は大混乱を極めます。もうその姿は人間ではなく赤銅色の海獣になっています。そして地球を破壊して自由になろうと目論んでいます。

　このルシも地球がアセンションするためにはいったんは解き放たれなければならないようですね。ルシを付けたままでは地球はアセンションできないのでしょうね？　たぶん。

　話を戻しますが、地球人口の過半数がコピー人間たちなのですね。だって、六次元の人の五倍ですからね。

　そして、この人達はオリジナルに比べて霊格が落ちたことで厚い玉ねぎの皮をかぶっているように生命の光が隠れているのです。

　だから、光が弱いのですね。それと、もう一つは誕生して１億年くらいしか経っていないわけですね。

　生命の年齢として１億年というのは、本当に幼児のごとくです。

　元々、四次元や五次元という霊格に加えて誕生して日が浅く若いのです。だから、間違いがどうしても多くなりますね。

　これに加えてルシファーらの魔王達が地上の人間の悪しき想念エネルギーを自分達の活動エネルギーとして搾取するようになって来ました。

　魔王達は地上の人々を狂わせて争わせて、その時の強いネガティヴな波動エネルギーを波長同通で取り込み活動エネルギーとしたのですね。

　だから、余計に地上は混乱して暗黒想念が大陸を覆うほどに膨れ上がっていったのです。

　そして、レムリアもムーもアトランティスも海中に没していったのです。天変地異により。

　そして、今回の文明になります。もう後のない文明です。1万3000年に一度しかアセンションのチャンスはないので、もう最後のチャンスなのです。この水瓶座の時代が。

　地球がアセンションするためにはとにかく人類が精神性を五次元相当にあげなければならないわけですね。これが一番のネックなのです。

　元々、四次元、五次元のコピー人間が過半数だからね。また、若いから、経験も浅く魔に簡単に唆されるのですね。

　地球をアセンションさせるためには、この人達をほとんど五次元に上げてしまう必要があるわけで、九次元霊達ももうそれは難しいだろうと覚悟はしていたわけなのです。

　それでも、地球を人類のために犠牲にはできないとして、天変地異により過半数の人々を葬ってでも地球のアセンションだけは達成して地球を救いたいと思っていたわけなのです。

　だから、それがアカシック・レコードに記録されて、ヨハネにより黙示録として地上に伝えられているのです。ノストラダムスやエドガー・ケーシーらも同じことを予言していますね。

　ところが、テラさま、ガイアさまはそれまで人類や九次元霊たちに任せてじっと見守ってきたのですが、さすがにもう最後の機会ですから、黙っているわけにいかずに表に出てこられたのですね。

　はっきりとアセンションを希望して、そのために何でもすると。

　地上では、第一、第二の計画の時までは静観されていましたが、第二の計画が頓挫して第三の計画が急遽発動されたときに前面に出て活動され出しました。

　特にガイアさまがテラさまを救いたくて、ガイアの祈りとして最前線へおいでになっていますね。

　そして、テラさまは人類の逆転勝利を信じて天変地異をなるべく起こさないように耐えてくださり、ガイアさまは人類を指導して愛の星へと変えていく助力をするという体制をとられています。

　もう地球も当事者としてできることは何でもするという体制なのですね。

　これによってアカシック・レコードの未来は大きく変わりました。

　テラさま、ガイアさまのもう人類が悲惨な目に遭う姿を見たくないという強い意志により。たとえ地球が砕けようとも、それをも受け入れると。

　その最終計画がフェニックス・プロジェクトです。

　われわれプロジェクトが残された最後の希望であり、地球のアセンションを叶える実行部隊なのです。

　そしてね、これまでルシらに敗北に次ぐ敗北を重ねて来たように思われますけど、実はそうではなく、エル・ランティさまにはちゃんと土壇場の秘策があったのですね。

　一挙に形勢を逆転してアセンションさせる秘策が…。

　エル・ランティさまは言われます。「今でこそできることもある。」と。

　地球は世界中に悪しき想念が覆っているほどひどい状態になってしまいました。

　いつ天変地異により滅びに至っても不思議のない状態です。

　しかし、テラさまは明確にアセンションを信じて耐えて頂いています。

　それでも容赦なくルシは攻撃してきます。コロナ禍もそうです。目論み通りにパンデミックが起きました。

　これで人心を惑わして恐怖心を煽り天変地異を誘発しているのです。

　パンデミックを起こすにはあまり致死率が高すぎてもダメ、かと言って怖いものでなければ意味ないということで、ハードル高いのです。

　エボラ熱などは致死率が高すぎてパンデミックにならなかったのです。

　話を戻しますが、エル・ランティさまの秘策とは闇のエネルギーを愛に変性させて爆発的なエネルギーを得るという法則です。

　こういう法則が宇宙にはあるのですが、これを惑星単位でやろうというとてつもない規模の実験です。

　そもそも惑星を悪しき想念が覆うということはマルデックのように小惑星などを引き寄せて木っ端微塵に砕ける未来を引き寄せることです。

　それは火星と木星の間に散らばるマルデックの破片が証明しています。こんなことを実験しようなどと思う惑星意識はありません。

　テラさま、ガイアさまは太陽系の使命を伺い、聖アントニウスさまが希望者を募られた時に、敢えてこの任務を受けられたのです。銀河系のプリンスとして。

　オーム宇宙にはベーエルダのようにアセンションして幸せに暮らしてはいるが保守的になってしまい停滞感が漂っている星が多かったのです。

　日向ぼっこをする人のように気持ちがいいのでいつまでもじっとして動かないような感じですね。

　だから、カンフル剤としてオーム宇宙に進化のエネルギーを怒涛のように発信しようという大計画なのです。もちろんマル秘の。

　そのためには闇のエネルギーがどうしても必要なのですね。

　光と闇の二元性というテーマを飾る実験でもあるのですね。地球のアセンションは。

　闇を愛に変性させたときに爆発的なエネルギーを得るという原理を惑星単位で実験するのが地球の使命でもあったのです。

　そのためにはルシのような悪役が必要でもあったのですね。また、コピー人間達も良い経験にもなったのです。

　普通ではここまで暗黒想念は蓄積されることはありません。

　それもこれも必然的になされたと私は信じています。

　とにかく、この期に及んで地球を覆う暗黒想念を愛に変性させて爆発的なエネルギーをオーム宇宙に発信するという舞台が整い、私たちプロジェクトにバトンが渡ったのです。

　ルシすらも気づかなかったと思います。現に第二の計画を潰したときには地獄界で祝勝会を開いていたそうですからね。

　さあ、舞台は整いました。あとは私たちの愛の力で計画を地上に現実として表すだけです。

　私自身は、エル・カンタラーさまといっしょに第二の計画を担当する予定でした。

　九次元のカンタラーさまが法を説き、宇宙の法で地球を救った後に私たち実行部隊がユートピア社会を現実にしていくというシナリオだったのです。

　ところが第二の計画が頓挫したために法の部分をとりあえずAさんが引き継いでいただき、現在はプロジェクトとして銀竹さんに引き継がれたのです。

　そして、九次元抜きでの救世部隊となりました。その任務の大きさからすれば、極めて異例なことでもあります。

　しかし、プロジェクトの発足までに時間を要したためにアセンションはギリギリまで持ち越しとなり私の残りの寿命からも、後を担当する九次元霊としてセラビムさまが急遽おいでになることになりました。

　そして、その援助者としてミカエルさまも生まれになりました。ルシも解き放たれることもありミカエル大天使の出番なのですね。

　初代のマネージャーの後を引き継いで地球のアセンションを実現するためと、アセンションした後の新しい地球を導くためですね。

　セラビムさま、ミカエル大天使は予定外の出番が回ってきた感じで急遽生まれてみえたのですね。

　

　話は戻りますが、パイトロンで作られたコピー人間達はどのように輪廻転生をしていったかというと、

　六次元の本体を中心として残りの五人をまとめて一つの魂のグループとしたのです。

　これが地球流の魂のグループですね。本体とコピー五人で一つのグループですね。

　このグループは本体とそのコピーですから、魂の傾向性は同じです。

　だから、誰か一人が地上に生まれて人生を歩んで還ってくるとグループに戻って、六人の全体でその経験を共有するのです。

　一人が歩んだ人生を自分のこととして味わって心に刻むのです。これで効率的には六倍の効果が出ますね。理論的には。

　そして、次に生まれる予定の魂か又は本体が守護霊を努めます。地上に出ている自分を守護してより良き人生を歩ませようと努力するのです。

　この地球流の魂グループは、とても効率的でこの１億年で八次元にまで進化した魂もいます。六次元から八次元まで進化したということですね。

　逆に言えば、１億年くらいではなかなか進化しないのですね。普通は。それほど進化というのはハードルの高いことであり、巷で言っているような簡単なことではないのです。

　それは玉ねぎの皮にあたるこだわりなどが進化を阻害していることが自分では分からないからね。だから、皮を破って強い光を放つということができないのです。

　そして、地球にはルシがいます。ルシらの魔の拐かしに会って道を踏み外さずに還ってくることが難しいことでもあるわけです。

　半数くらいが地獄へ赴いているという話もあります。それほどに世は乱れており、その乱世に於いて地球のアセンションのために過半数に愛を放ってもらわなければならないということはとても高いハードルなのですね。

　特に四次元、五次元のコピー霊はまだ厚い玉ねぎの皮をかぶって光が弱いので彼らに愛を放ってもらうということは困難を極めます。

　日本という国は選ばれた国であると言われていますが、それは本当のことで、こうした最後のクライマックスの場であり、たとえて言えば卒業式のような場ですから、

　現代の日本に生まれる人達は本体が多いのです。やはり卒業式には誰でも着飾るでしょう？　それと同じように本体で生まれてくるのですね。それなりの覚悟を持って。

　ですから、他の国よりは異常にレベルが高い、六次元以上の方の比率が何倍も高いのですね。それだけ精神性が高いということなのです。

　六次元以上の人であれば、天啓を読み、その真実に気づくことも可能だと思います。魂に経験があり認識力が高いからですね。

　しかし、四次元、五次元の人達にはこれはちょっと難しいことなのです。頭では理解できても、それが自分にどんな関係があるのか分からないのですね。

　単なる文章を読んでいるだけで、まるで対岸の火事を見ているように自分との関係性を認識できないのです。これが光が弱いということなんです。

　光が強いとその真理に共鳴してさらに光が強くなるのですが、光が弱いと反応して来ないのですね。

　ですから、このような人々に目覚めてもらうことはとても難しいことなのですね。

　しかし、まったく手がないわけでもないのです。

　このような魂の幼い人々は真理により自分で悟ることは難しいけれども、周りになびいて行く人達でもあるからです。

　確固とした信念もないので大勢に流されていく人々であるわけですね。だから、今は唯物的な社会だからダメですが社会が真理を受け入れたらそれを素直に真実だと思って従う人々でもあるわけなのです。

　そして、この人々に愛を放ってもらうには愛を体で体験してもらうことです。

　理論的にいくら言っても無理ですから、愛の行いを実際にやってもらってその気持ち良さを味わってもらうこと。

　そして、そのように他の人々に愛を施すと自分も気持ちがいいし、いつも気分良く幸せでいられるということを経験して覚えてもらうことです。

　このために愛の実践ということが必要なのですね。ユートピアを築いていくためには。愛を行いから学ぶという段階なのですね。

　一方、六次元以上の人達には天啓の意味を理解して、それを元にして自分の生き方を変えていく力があります。

　ですから、この人々はまず自らが愛を放つ人となり、より良き見本として幸せに生きることです。

　そして、できるならばプロジェクトのような真理の団体に対してのお手伝いが望まれるところですね。

　こうした真理への奉仕により、さらに自分の玉ねぎの皮がむけていき、魂のレベルが上がっていくわけですからね。

　どうですか？　プロジェクトに集われた皆さんが四次元や五次元の人達であるはずもなく、神さま方に導かれて今があるし、この栄光のチャンスを迷うことなく掴み取る皆さんであってくれることを祈っています。

　この話には、なぜ私たちは今ここにあるのか、その真実の背景と目的、担うべき役割、そしてキーポイントとなる人々のことを知ってもらうという意味がありました。

　皆さんの自由意思に基づく活動に大いに役立つことを期待しています。

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