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在家の法 第39号

★「幸福の法則(在家の法)」第39号  <生命の真実9>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
 生命というのはエネルギーのことです。肉体ではないのです。肉体はいつか必ず死にます。肉体は朽ち果てて灰になってしまいますが、生命自体は肉体のことではないので消えるとは限りません。消えないということは死んでもなお生命は存続するということであり、生き続けるということです。

 では、死後、生命はどのように生きているのでしょうか。それは、肉体人間としてではなく、エネルギー体として生きているのです。エネルギーは物質世界の次元ではありません。エネルギーの次元は四次元です。物質世界は三次元存在であり、縦、横、高さの立体の世界ですが、エネルギーの次元には時間という要素が加わるのです。エネルギーは自ら活動する主体です。自由意志を持つということに起因するのが固有の時間なのです。固有の時間を持つ存在こそが四次元存在であり、エネルギー体です。

 この世の相対的な時間は一種の仮想世界です。仮想世界であるからこそ、固有の時間を持たずに自分の意志とは関係なく生きていかねばなりません。日の出とともに起きて、日没とともに寝て、死にたくなくても寿命が来れば死にます。自分の意志とは関係なく時間が進む世界ですが、これは私たちが思っているような当たり前のことではなく、特殊な世界です。肉体によって、相対的な世界、三次元の物質世界を体験しているわけです。

 しかし、本来のエネルギー体は四次元存在であり、自分固有の時間を持っています。相対的な時間ではなく、自由意志によって時間を展開する存在です。つまり、エネルギーの活動自体が時間であり、それぞれが自由に時間を進めて行くことができるので、強制的な時間の流れはなく、よって死などというものもあり得ないのです。永遠の生命体です。それがエネルギー存在である生命の真実です。

 死なないということは福音です。死の恐怖から解放されます。死んでも消えない命は人生への余裕を産み、人生の質が高まります。死んでも消えない命ならば、思い切った行動が可能ですし、生まれ変わりを信じるなら、更に先の生まれ変わった自分のために今回の人生を実りあるものにしようと心機一転することも可能になります。本当に永遠の生命なら…。

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