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非業の皇太子・劉拠

劉拠は西漢(前漢)の武帝の長男で、皇太子に立てられていた。
晩年、武帝は江充という人物を寵愛し、監察官の地位に就かせていた。江充は皇族であっても恐れず弾劾し、劉拠も弾劾したため、劉拠は江充と対立することになった。
この頃、丞相・公孫賀の子の敬声が、横領が発覚し捕らえられた。公孫賀は、大侠客の朱安世を捕らえて子の罪を贖おうとしたが、朱安世は公孫敬声が武帝の娘と密通していること、離宮への道に「まじもの」を埋めて武帝を呪詛していることを告発した。公孫賀は投獄され獄死した。

武帝

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