襲名の由来と歴史

 襲名とは、名前を継ぐことです。
 歌舞伎の世界などでは残っていますが、一代目山田太郎がいれば、二代目山田太郎がでます。この二代目はもともと別の名前がありますが、襲名することによって、同じ名前になります。

 これは中国の文化ではありません。日本独自の文化でもありません。
 なぜなら日本の文化は中国の文化のコピーであって、中国にないものは外国の文化だからです。

 ヤマト国で培われていた文化です。
 古くはイザナミやイザナギなどがこれにあたります。現代語に翻訳するなら、大統領というところでしょうか。
 大統領に一代目も二代目もありません。前大統領とかいって、権威をふるうのも本来はおかしな話です。なのでヤマト国では、大統領になれば、大統領と呼ばれます。二代目大統領なんて言い方がありません。

 日本では襲名する時に、一代目とか二代目とかつけるのが習慣化されていますが、中国の文化でもないのに、「二代目」←ここが中国語になるのは、中国の文化で襲名のシステムが理解されなかったためです。現在でも理解されていません。社会そのものの考え方が違います。
 日本の襲名は、ファミリーネームとほぼ同じです。これの形をちょっと変えて、ヤマト国っぽくしたものです。

 過去の文献を探すと、イザナミが役職名だと認識できていなくて、中国の人たちは個人名としてこれを家系図みたいなのに書いてみたりしています。一代目とか二代目とかつけない限り、個人名としか認識できない問題です。

 これの面白いところは、
 スケバンデカ、アサミヤサキ。この「アサミヤサキ」も襲名ですがこれに二代目とかついていない場合です。200年後にスケバンデカが復刻されて新しいシリーズが作られた時に出てくるのは、新しいアサミヤサキです。
 アサミヤサキって200年前も美人だったけど、今も美人だよねって会話ができます。50年前に戦っていた悪の組織ってどうなった? とか、そういう話の後で、アサミヤサキのサイン会があるけど一緒にどう? なんてなるわけです。
 誘われた外国人は、200年前の美少女になんて興味ないよって言うわけですが。実際に会うと200年後も美少女のままです。ファンの老女が生まれた時からアサミヤさんの活躍をずっと応援してましたとか言うわけです。
 永遠の命でも持っているかのようです。

 実際にこの襲名の痕跡、一番目立つのイザナミなのですが、これが5000年前からすでに確認できます。そして日本人はイザナミを神様としますが、各地で同じように神とか神族とか呼ばれます。たいてい永遠の命や、長寿命になっています。
 創造主が永遠の命を与えるとも言われます。

 しかし実際にエデンだった場所や神族がいた場所では、永遠の命などの噂が出ません。これも世界で共通する出来事です。

 つまり、襲名する名前をあげることは創造主にもできます。
 興味深い現象だと思います。

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