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EverHoodというゲーム
をここ最近遊んでた。一応クリアしたり隠し要素もひと通り遊んだつもりなので感想を書く。
どういうゲームかざっくり説明すると、アドベンチャーパートで移動と会話と選択をして物語を進めながら、音ゲーのようなバトルをして敵を倒していく。
作者が音楽好きなようで楽曲のクオリティは高い。加えてサイケデリックな画面演出が素晴らしく、画角が変わったりカメラが回転したり光るおっさんが現れたりと、ハイセンスな電子ドラッグ感を楽しめる。ドット絵と3Dを組み合わせたような表現も好み。
バトルは音ゲーのようでいて少しルールが緩い。5レーンの上を移動とジャンプを使ってノーツ代わりの攻撃を避けていく。僕は音ゲーのやらされてる感が好きになれないのだけど、このゲームは簡単に音楽に乗りながら遊べるので性に合っていた。
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※以下、ストーリーと設定についてのネタバレあり
ストーリーは不思議な世界で木の人形となって奪われた腕を取り戻していくというもの。ノームや魔法使いなど不思議な生き物に出会い、時には戦って進んでいく。
ちなみに戦うと言っても主人公は攻撃しない、避けてるうちに敵が疲れて諦めてしまう。
しかし、腕を取り戻した時にこのゲームの目的が明らかになっていく…
ここまでで察しの良い人は気づくと思うが、このゲームはアンダーテイルの影響をバリバリに受けている。
プレイヤーの選択が大きく世界の運命を左右し、ぶっちゃけると皆殺し or 何もしないを選ばせてくる。
なのだけど、正直なところこのゲームにはアンテほど感情移入できる相手がいない。しかも、設定上は永遠の命を得て狂った人間たちで、死による救済がノーマルEDとなっている。
なんというか、アンダーテイルと差別化して尖らせたかったのかも知れないが、こういう死生観をゲームでやられるととても人には勧めづらい。他のEDも隠しみたいなもので、オマケ要素の色が強い。もしかしたら、二周目はEDが変わるかも知れないが。
あと隠し要素でもなく作者がしゃしゃり出てくるのはちょっとムカついた。しかもやたら強い。倒したらR.I.Pのついたスタッフロールが流れる。しょーもな!
ゲームは面白いので気になったら是非遊んでみて欲しい。