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冬のレイヤリング

両親と暮らしていた頃の記憶。父はズボン下を愛用していて、出勤する時は、いつもスラックスの下に穿いて出かけていた。僕にはそのような習慣はなかったので、その光景は滅多に思い出すことのない、記憶の奥の方に仕舞い込まれたイメージでしかなかったのだが、今はしょっちゅう思い出す。僕もそれを愛用するようになったからだ。

アウトドアの世界では、それはズボン下ではなく、ベースレイヤーと呼ばれている。アンダーウエアとも呼ばれ、簡単に言えばパンツの上に穿く下着だ。皮膚のすぐ上に穿く。穿くようになったのは、雪山に行き始めた頃からだ。雪山は寒い。僕は寒がりだ。通常のアウトドアウェアでは耐えられない。上半身は重ね着が当たり前になっているが、下半身も重ね穿きがいい。そうすると、今まで寒くて仕方がなかった場所でも、快適に幸せに過ごすことができる。膝も冷たくならない。最初のうちは雪山に出かける時だけ穿いていたのだが、あまりにも快適で、最近は普段の生活でも穿くようになった。上半身も着ているので足首から首までポカポカ。

いま使っているのは、

mont-bell
ジオライン EXP. ラウンドネックシャツ Men's L
ジオライン EXP. タイツ Men's L

EXP.は厚手のこと。厚手だけど重ね穿きしても厚ぼったくなったりはしない。ただ、毛玉がつきやすい。

finetrack
アクティブスキン ロングスリーブ MEN'S L
アクティブスキン タイツ MEN'S L

こちらはmont-bellに比べると薄くてタイト。生地はスベスベしていて毛玉がつくこともない。

これらのおかげで、冬の辛さをだいぶ抑えることができる。


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