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映画レビュー「キングダム 大将軍の帰還」

世の中はもう夏休みか。
昨年の第3作、一昨年の第2作(1作も)は8月の夏休みのド真ん中に鑑賞。
この時期は意外と観たい作品が少なく当初は仕方なくの選択だった。

しかし、今年は公開早々に鑑賞。
キングダムファンでもないのに・・・。
映画コラムニストとしての仕事もあるが、興味を持ってしまったのか。
全巻を売り出そうとしている息子のコミックを今のうちに読んでおくか。
72巻はとてもじゃないけど読めないが(汗)。

まず僕が思ったのは、自分ももっと頑張らなきゃというどうでもいいこと。
王騎役の大沢たかおは1968年生まれ。
ほう煖役の吉川晃司は1965年生まれ。
僕は1966年生まれなので、ほぼ同世代。

極端にいえば本作はこの2人の闘いがメイン。
あの激しいバトルを見ながら、その力強さに感心した。
もちろんCG技術を駆使しての撮影や演出だが、あの身のこなしを見て、
もっと頑張れねばと思ってしまったのだ。

もうすぐ60歳じゃないか。
この作品のためにどれだけ体を鍛えたのだろう。
自分を追い込み役作りに賭ける執念は伝わってきた。
もうそれだけで観た甲斐はあったといえよう。

そして、本作の主役は間違いなく大沢たかお。
大将軍王騎のドラマ。
これは誰が観ても思うこと。
同じようなレビューも多かった。
だから敢えて語る必要もない。
その生き様や大将軍としての振舞いは本シリーズを引っ張るには十分。

きっと2024年興行トップの作品になるのだろう。
そんな作品をブログで紹介する必要はない。
あまり日の目を浴びない映画を紹介し、観客を増やすのが僕のミッションだし。
(誰も思っていないか・・・)

日本を代表する役者陣が総出演という映画に草刈正雄が重要な役どころでの登場は嬉しかった。
清野菜名もキレキレでよかった。
山本耕史があっけないのもよかった。
残念なのは長澤まさみ。
あの両脇のボディビルダーは必要ないので、彼女の時間がもっと欲しかった。

本作が本シリーズの最終章だという。
そう感じさせる面もあるが、まだまだ続編を期待させるシーンも多い。
東宝や日テレはこのドル箱をこのまま終わらせるのか。
今後の戦略も楽しみにしておきたい。
時代はいつも変わっていくしね。

ほとんど映画を語らずにブログは終わってしまった(笑)。

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