およげ、たいやきくんは海に落ちたときあんこどうなるんだっけ
毎日毎日、鉄板の上で焼かれていた「たいやきくん」は、嫌になってしまっていた。
同じことの繰り返しは、飽きてしまったり、嫌になったりしてしまうのだろうか。
それは「刺激が無くなる」ということ、だと僕は思う。
人々は刺激を求める。ドーパミンがどうやらこうやら、脳科学的にもその通りなのだろう。
毎日同じことの繰り返しが嫌なわけではなく、毎日同じことを繰り返した結果、脳が刺激を感じなくなってしまうのだ。
これは恋愛の面で見ても同じだ。長く付き合ったカップルがマンネリ化をしてしまい、刺激を求めて行動を移す。
結果的に慰謝料を払うはめになるし、たいやきは海のもずくとなっていく。
結局のところ、刺激を求めて行動をすると、どうやら上手くいかないようだ。
大事なことは、日々の生活をどれだけ刺激的に捉えることができるかどうかである。
人は、なんだかんだ同じ毎日を繰り返したい。同じ習慣で、同じルーティーンで、同じように生活がしたいのだ。
それでも「刺激が足りないからだぁ!」と自分の行動に言い訳をする。
物事の捉え方1つなのである。
あくびをする猫の隣で、のんびりと自分が寝っ転がっている。
これは、紛れもなく幸せである。
可愛らしい彼女が、寝息をもらしながらぐっすりと眠っている。
これも、紛れもなく幸せである。
買ったたいやきが尻尾まであんこたっぷりだったことも、紛れもなく幸せである。(賛否両論あるが)
日々の幸せを噛み締めて生きていきたい。
海に飛び込まなくても良いように。
きっと鉄板で焼かれる人生でも、楽しみ方はあるはずだよ。
まずは楽しみを探そう。
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