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和尚のつぶやき #189(人生の持ち時間)

〇個人が自由に発信できる時代になり
 それぞれの目的に合わせて
 いろいろな形での発信方法がある
 文章、画像、動画、音声とあらゆる
 伝達手段があり、送り手、受け手の
 目的に合わせて使い分けられる
 個人の趣味からビジネスまで幅広い
 子どもたちがYOUTUBERになりたい
 というほどに職業にもなっている

 趣味の部分では楽しいことが
 ビジネスとなるとそう簡単ではなく
 同じ土俵の人たちと
 競争することになる
 送り手も受け手も
 持ち時間に限りがあり
 その持ち時間を
 どう使うかにかかっている
 年代によっては
 テレビを見る時間が
 どんどん減ってきている
 これも持ち時間の使い方の変化だ

 スマホ、テレビ、書籍など
 情報源はたくさんあるが
 時間配分が難しい
 書籍は作るのに時間と労力が
 かかっているだけに中身は濃い
 テレビも番組次第、制作次第だ
 スマホには無限ともいえる
 情報が詰まっていて  
 もはや取捨選択が
 不可能なくらいだ
 そうなると自分自身の
 価値基準と判断が大切になる

 知らぬ間に自分の人生の
 持ち時間を
 完全に奪われてしまう
 無料のコンテンツが溢れているが
 昔からただほど高いものはないと
 言われているように
 自分の時間を
 投資するということは
 決してただではないということを
 知っておくことが必要だ
 無料の食べ放題があれば
 きっと体を壊してしまう


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