理屈と感情 #34
人を動かすもの
理屈で動くか、感情で動くか。
理屈が優先する場合、
感情が優先する場合、
状況に応じて、様々な場面に
出くわします。
よくあるのが、
頭では理解していても、
心が納得できないことです。
仕方ないが、許せない。
わっかているが、その気になれない。
理屈は、わかれば行動できますが、
感情は、わかっていても
行動できないので、やっかいです。
これは、自分だけではなく、
交渉相手など関係する
相手にも言えることで、
感情的にこじれると
非常に難しくなります。
逆に、理屈上は難しくても、
友達関係で、感情がスムーズに動くと、
前に進めます。
人は損得勘定よりも自分の感情で
動くということでしょうか。
心を動かす
心は、理屈ではなく
感情で動くものなので、
理屈で説得をしようと
すればするほど、心の壁が
できてしまいます。
いったん、心の壁ができてしまうと、
その壁を崩すのは大変な
作業になります。
心を動かして初めて、
理屈を聞いてもらえると
言っても過言ではありません。
どうにでもなりそうで、
ならないのが心で、
自分でも、どうしようもない
こともあります。
心の壁を理屈で崩すのは難しく、
心の壁は心の力でしか崩せません。
それが、共感です。
共感してこそ、壁がなくなるのです。
心を通わせることを大切に
していきたいと思います。
(和尚の独り言)
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