幹と枝葉 #49
中心から外へ広がる
幹は、根幹、体幹、幹線
というように、
中心をなす大切な部分
を意味します。
枝葉は、枝葉末節、
中心から外れる部分
を意味します。
幹線道路が中心なら、
そこにつながる枝葉と
なる道がたくさんあります。
同じように人間の体も
血管は、体の中心を流れる
血管から各所に毛細血管
として行き渡ります。
神経も中心から末梢神経に
つながっていきます。
主役と脇役
幹となる部分が
主役であれば、
枝葉となる部分が
脇役となります。
ドラマに主役と脇役の
両方が必要なように
同じように、道路も体も
幹と枝葉の両方が
必要です。
それぞれ役割は違いますが、
お互いが支え合い、
大切な役割を担っています。
バランスを保つ
それぞれの働きが
バランスを崩すと大変です。
突然、流れが止まってしまい、
機能しなくなります。
全体の流れをよくするためには、
幹だけ、枝葉だけの一方を
見ていてもダメです。
幹を見ながら、枝葉にも
気を配ることが大切です。
自分の人生においても、
一生という大きな流れを
見ながら、
一日一日の小さな中に
生きることの醍醐味を
見つけ出していきたい
と思います。
大きな中に
小さな働きがあり、
小さな中に
大きな働きがあります。
どちらも同じ働きです。
(和尚の独り言)