Amazonで細野晴臣の新作『あめりか』
のややネガティブなレビューを見かけたので、僕はそうではないと思いちょっと書いてみようと思います。
意外や意外、ソロとしては初のライブアルバム(もちろん、これまでのライブ音源はあちこちでたくさん聴くことは出来ますが)は、2019年に行われたアメリカツアーから最終日LAでのライブを収録。アメリカではLight in the Atticというレーベルから氏のアルバムが続々とリリース
孤独のPlaylist05─ Tony Williams: Blue Note Years 80s-90s
エンニオ・モリコーネの訃報を知りびっくりしています。1年前の旅行を振り返り、つい先日ローマのカラカラ浴場で観たコンサートのことを書いたばかりでした。
2019年90歳を迎え「The Final Concerts」と銘打って、最後のツアーをイタリア中心に行っていました。2019年6月23日(日)、1週間続いたローマ公演最後の日にイタリアへ降り立った僕はその足で会場へ向かいました。
諦めかけてたチケットも出発前ギリギリで取れて、カラカラ浴場に作られた野外特設会場に入って
ジャズハーモニカというと決してプレイヤーは多くないが、それはこの人の存在が大き過ぎたのかもしれない。2016年に亡くなったトゥーツ・シールマンス。ベルギー人の好々爺というイメージから、どこかあの名探偵を勝手に想ったりもしていた。ジャコ・パストリアスやクインシー・ジョーンズの作品で際立った存在感のハーモニカを披露。ポップスのフィールドでも意外なところで彼の美しく優しいハーモニカを耳にすることが出来る。
唯一彼の演奏を観たのは最後の来日公演となった2011年、Blue No
ローレント・デュリューはベルギーのイラストレーター(1970年生まれなので同い年だ!)。最初に彼のイラストレーションを見たのは『Merry Christmas Mr. Lawrence』の再発アナログ盤のジャケットで、割とつい最近のこと。そして『地獄の黙示録』のIMAX版のポスターを見てとても惹かれました。
この作品集は今年の3月に出たばかりです。序文をコッポラ監督が書いています。A4サイズ、オールカラーのハードカバーで250ページのヴォリューム(2か所観音開きページも
『Girls In The Grass』ー 最初に目にしたのはAOR的な側面からの考察だったが、聴いてみるとちょっとイメージと違う。ギター+打ち込みで初期Durutti Columnのよう。デモテープ故のシンプルさなのだが。モノトーンの仕上がり。
一方『Down on the Road』はジャケットの通り天然色。ただし『渚にて』という邦題が付けられると、また違った印象を抱くのだが、AOR、ビーチミュージック、アンビエント・・・現在で言うところの様々な要素を孕んでいて時代