yamasin(Shinsuke Yamada)

グラフィックデザイナー。音楽、イタリア、猫好き。Facebook https://www.facebook.com/yamasing Tripadvisor https://www.tripadvisor.jp/Profile/yamasin_rei

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最近の記事

細野晴臣『あめりか』は控えめに言ってもサイコー!

 Amazonで細野晴臣の新作『あめりか』 のややネガティブなレビューを見かけたので、僕はそうではないと思いちょっと書いてみようと思います。  意外や意外、ソロとしては初のライブアルバム(もちろん、これまでのライブ音源はあちこちでたくさん聴くことは出来ますが)は、2019年に行われたアメリカツアーから最終日LAでのライブを収録。アメリカではLight in the Atticというレーベルから氏のアルバムが続々とリリース

    • 孤独のPlaylist05─ Tony Williams: Blue Note Years 80s-90s

      ドラムの神様(何人かいます)の一人、Tony Williamsの後期Blue Note作品から選んだ楽曲です。若くして十代でマイルスのバンドに抜擢され、黄金クインテットの一角を担った天才ドラマー。マイルスのバンドを離れてからのJ・マクラフリン等との騒々しいライフタイムは、正直それほど好みではないです(すみません!)。 しかし80〜90年代にブルーノートに復帰してからの5作(+ライブ盤)は大好きです。力の抜けたドラミングの音色は全ての音が美しく、エレパットも駆使した独創的なド

      • 孤独のPlaylist04─k.d.l

        k.d.l〜k.d.ラング=キャスリン・ドーン・ラング、カナダ出身のシンガー。バンクーバー冬季五輪開会式で真っ白いスーツを着て、レナード・コーエンの「Hallelujah」を歌いましたが、その感動的な歌唱と素晴らしい演出が今でも印象深く残っています。ちょうど10年前だったのか・・・時が経つのは早いものです。 とある実力派シンガーも言ってましたが、もっとピッチを正確に歌える最高のシンガーの一人だと思います。歌が上手い人は得てしてつまらない音楽家ということもあるのですが、彼女は

        • 孤独のPlaylist03─山本精一のうた

          Spotifyで山本精一さんのアルバム(P-Vineリリースのもの)が聴けるようになったのに最近気付いた。様々な音楽表現形態(羅針盤も想い出波止場もROVOも無い・・・)の膨大な作品の中のから、ここで聴ける近年の作品は彼のほんの一部分でしかない。ましてや山本精一さんの作品をセレクトするなんて恐れ多いと思うが、以前からベスト盤が聴けたらなという想いもずっと抱いていた。 山本精一のうたとあるように、“うた“もの中心のセレクト(インストゥルメンタルのアルバムは2作のみ)。山本さん

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          Ennio Morricone The Final Concerts Program & Poster

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          エンニオ・モリコーネ逝く・・・

           エンニオ・モリコーネの訃報を知りびっくりしています。1年前の旅行を振り返り、つい先日ローマのカラカラ浴場で観たコンサートのことを書いたばかりでした。  2019年90歳を迎え「The Final Concerts」と銘打って、最後のツアーをイタリア中心に行っていました。2019年6月23日(日)、1週間続いたローマ公演最後の日にイタリアへ降り立った僕はその足で会場へ向かいました。  諦めかけてたチケットも出発前ギリギリで取れて、カラカラ浴場に作られた野外特設会場に入って

          エンニオ・モリコーネ逝く・・・

          孤独のPlaylist02─Toots Thielemans plays

          ジャズハーモニカというと決してプレイヤーは多くないが、それはこの人の存在が大き過ぎたのかもしれない。2016年に亡くなったトゥーツ・シールマンス。ベルギー人の好々爺というイメージから、どこかあの名探偵を勝手に想ったりもしていた。ジャコ・パストリアスやクインシー・ジョーンズの作品で際立った存在感のハーモニカを披露。ポップスのフィールドでも意外なところで彼の美しく優しいハーモニカを耳にすることが出来る。 唯一彼の演奏を観たのは最後の来日公演となった2011年、Blue No

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          意匠的考察02─Mirages: The Art of Laurent Durieux

           ローレント・デュリューはベルギーのイラストレーター(1970年生まれなので同い年だ!)。最初に彼のイラストレーションを見たのは『Merry Christmas Mr. Lawrence』の再発アナログ盤のジャケットで、割とつい最近のこと。そして『地獄の黙示録』のIMAX版のポスターを見てとても惹かれました。  この作品集は今年の3月に出たばかりです。序文をコッポラ監督が書いています。A4サイズ、オールカラーのハードカバーで250ページのヴォリューム(2か所観音開きページも

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          孤独のPlaylist01─Thomas Feiner_His Voice

          Spotifyのプレイリストをちょこちょこ作っています。これって昔、中学生の頃、お気に入りの曲をダビングして集めたカセットテープの編集じゃないかと、始めたら楽しくなってしまいました。基本的には人に聞かせるのではなく、自分で楽しむために作っているものです。 Spotifyのプレイリストで初めて作ったのがThomas Feinerのプレイリスト。彼はスウェーデン出身のヴォーカリストで、元JAPANのSteve JansenのユニットExit Northでヴォーカルをつとめい

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          Roma Photo Diary

          意匠的考察01─Steve Hiett

           『Girls In The Grass』ー 最初に目にしたのはAOR的な側面からの考察だったが、聴いてみるとちょっとイメージと違う。ギター+打ち込みで初期Durutti Columnのよう。デモテープ故のシンプルさなのだが。モノトーンの仕上がり。  一方『Down on the Road』はジャケットの通り天然色。ただし『渚にて』という邦題が付けられると、また違った印象を抱くのだが、AOR、ビーチミュージック、アンビエント・・・現在で言うところの様々な要素を孕んでいて時代

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          Firenze Photo Diary

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          Roma(Vatican) Photo Diary

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          イタリア旅行2019 9日目-6月30日(日)

           イタリア旅行の最終日はローマからドーハへ移動中の機上で迎えました。再び5時間くらいのフライトです。今回の旅では初めて機体がボーイング787でした(やっと乗れた!)。シートにモニタ、機内設備が真新しいです。そしてさらに乗り心地が良いように感じました。着陸時はちょっと大袈裟ですが「あれ? 今着陸したかな!?」というくらいスムースでした。僕は決して飛行機マニアではありませんがそれなりに興味はあります。妻は全く関心がないので機体ネタはすっかりスルーされました。  1週間振りでまた

          イタリア旅行2019 9日目-6月30日(日)

          イタリア旅行2019 8日目-6月29日(土)

           ついにイタリア滞在最後の日となりました。朝起きてホテルの裏庭にある素敵なスペースで朝食をいただきます。  1週間ずっと旅してきて疲れも溜まっていたので、今日はゆっくりローマの街を巡ることにします。チェックアウト後荷物はフロントに預けます。ローマの街もだいぶ慣れてきて今日はバスに乗って出発です。  道中コロッセオ前を通ります。結局今回コロッセオは初日と最終日に通り過ぎただけでした。フォロ・ロマーノも行かずじまいでした。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂も通り過ぎてその

          イタリア旅行2019 8日目-6月29日(土)

          イタリア旅行2019 7日目-6月28日(金)

           フィレンツェ2日目の朝です。起きてホテルの1階で朝食をいただきます。結構種類も豊富なバイキングでした。このホテルの一階にはドミトリーがあるのか、色んな若い人が出入りしていました。  さて今日は朝からウフィツィ美術館に徒歩で向かいます。ヴァチカン美術館同様、近年は来館者が増えていて時間制で予約して入場します。朝の8:15から入場可能です( 15分おきに予約可能。€24)。我々は8:45を予約。美術館に到着し受付でプリントアウトしてきたチケットを提示し入場します。 ウフィツ

          イタリア旅行2019 7日目-6月28日(金)