伴走者ってどんな声かけしてる? ブライドランナーの僕が好きな伴走の声かけについての話し。

前回の記事では、下関海響マラソンで印象的な声援について書きましたが、練習の時でも素敵な声かけがたくさんもらってます!

今回は素敵な伴走のお声かけのほんの少しですが、ご紹介です。

それは、
・今日の月は綺麗な満月だとか、三日月だと教えてくれること。

・めっちゃ朝焼けが綺麗とか、朝日が池に反射して綺麗、今日は卵黄みたいな日の出の太陽だとか(笑)

・花壇に植えてある花、ひまわりが咲いた、だとか、チューリップを植えたとか。

そういった情景を伝えてもらってます(^^♪

もちろんポイント練習の時でなく、ジョキングでゆっくり走っている時。
(たまになんでもかんでも伝えればいいと誤解される場合もあるので、ここらへんの発信のさじ加減が難しい)

また、走っているときに集団のグループが過ぎ去って行くときに、
『九電工さん達』
『〇〇さん達のグループ、や〇〇練』
など、ひと言もらえるだけで、イメージがしやすい。

なのでぼくは、そういった情景を頭のなかで一緒に描きながら走れることが嬉しいし、好き。

あとは、最近ではこんな声かけも。
自転車でチャリン、チャリンと近くでならされた時。

ぼくの頭のなかでは、
「走ってる僕たちに対して鳴らされているのかな?」
「よけた方がいいのかな?」
そんなことを思いながら、伴走者の方からの声かけのアナウンスを待つ。
(体感的に1~2秒)
アナウンス(声かけ)を待つも、とくに声かけなく、よけた方がいいか?どうか?こちらから聞こうとした瞬間、
後ろから天の声が
『やまぴー、そのままで大丈夫!』
のひと声。

さすがです(^^♪
誰よりも朝ジョグしてくれていて、僕の頭のなか見透かされていました(^^;)
まさにナイスチームプレイ!
ブラインドマラソンのいいところです。
個人競技でなく、チームスポーツだと感じる瞬間!
ただ走ってるだけじゃないこと、素敵なランンニング。
走るように気づいたことです。

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伴走で大切なのは、安全に安心に走れること。
だから、どうしても右や左などコースの声かけばかりになってしまうこが多い。
もちろん、大切な情報。

あとは、ブラインドランナーさんの見え方や性格、そういったことも含めてながら、この情報を伝えると嬉しいのか?
逆に情報を伝えすぎて、疲れさせてしまうのか?
ここらへんが伴走者の腕の見せどころだと感じます!

なので、どれだけ一緒に走ってきたか?
が大切。
まれに、すぐにフィーリングがあう人もいます!
ここらへんは相性だったり、伴走者さんのコミュニケーション能力の高さによると思います。
でもやっぱりどれだけ一緒に走ってきたか?が僕にとっては大事。

伴走は、ただ一緒に走るだけじゃないところが本当に好き。
自然と伝えてくれる素敵な言葉(ひと言)に出会える幸せがある。

だれよりも伴走してもらっているひとりとして、もっと伴走の魅力や伴走者の素敵なエピソードをもっと発信していきたいと思っている やまぴー でした。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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パラアスートだけなく、鍼灸マッサージやファスティングマイスター、健康美容食育士などの資格を持って活動しています。 健康が全てではないが、健康でなければ全てを失う。 健康をサポートする仕事に興味ある方はご連絡下さい。

視覚障害者(弱視)当事者です。 福岡県福岡市を拠点にブラインドランナーとして活動している山下慎治です。 日常の暮らしのなかで気づいたこと、…

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