京都醸造 (KYOTO BREWING)の「破壊者 (DESTROYER)」
【2023/7/15】
香りはマスカットにグラッシーな感じ。
味わいはマスカットのフルーティーさに、モルティさと少し強めの苦味が全体的にドライで爽やかな感じになってます。
【満足度】★★★★★★★★☆☆ 8/10点
【ビール名】破壊者 (DESTROYER)
【スタイル】WEST COAST IPA
【ブルワリー】京都醸造 (KYOTO BREWING) @kyotobrewing
【アルコール度数】7.0%
【IBU】80
【原材料】モルト:Pilsner, T50, Crystal Maple、ホップ:Polaris, Columbus, Simcoe, Centennial, Cascade, Idaho 7、酵母:American Ale
【国・地域】KYOTO, JAPAN
《ホームページから引用》
IPA史を塗り替えた緑の衝撃!一世風靡したあの時代の西海岸IPA
【味わいの特徴】
果物や松脂のようなホップのキャラクターとしっかり存在感のあるモルトの味わいが絶妙に合わさった、かつてのウェストコーストIPAの基本形を目指しました。
【相性の良い食事】
海老とキュウリのスパイスマリネ、粗びきパティのハンバーガーBBQソース、胡椒の効いたジャガイモと硬質チーズオーブン焼き
【名前の由来】
中世イギリスに端を発したIPAは、現代に新大陸で花開き、様々な人の手によって変化、多様化してきました。あらゆる歴史においても共通してある、これまでの枠を突き抜け、流れを一気に加速させるような存在の登場。IPA史でいうならば、2000年代初頭のウェストコーストIPAがそれに当たるだろう。強烈な苦みに爆発するような柑橘香、振り切れるほどのホップの個性に今までのIPAは何だったのだろうかと人々のIPAへの印象を一夜にして、変えてしまうような衝撃的な登場でした。
【醸造家の声】
これまでのIPA史を紐解くように、時代とともに変化するIPAを順を追って作ってきた本シリーズですが、今回は、アメリカ西海岸が世界のホッピーなビールの中心地だった時代に遡ってみました。柑橘系の香りと松のようなアメリカンホップを大々的に取り入れたペールエールが人気を博し、当時のブルワーはこぞってビールにどれだけのホップを入れることができるかを実験していました。
このムーブメントの中心になったのは、間違いなく西海岸、主にサンディエゴやカリフォルニアエリアにあるビール醸造所でした。透明度は高く明るい色味とドライなボディが特長の今日の西海岸スタイルのIPAとは異なり、当時のオリジナル版には大量のクリスタルモルトが使われており、大量に投入されるホップをしっかりサポートできるだけのボディ感がありました。
この破壊者では当時の味をただ忠実に再現するのではなく、よりいっそう色とボディを特徴づけるために、通常よりも多くのクリスタルとデキストリンモルトを使用しました。ドライさの度合いは現代の西海岸スタイルに近いですが、使用したホップの多くは古典的な品種を選びました。また、IBU(苦み指数)は、苦味も通常のIPAよりもはるかに高い80に仕上がり、IPAらしい懐かしい爽やかな苦みを感じてもらえる設計です。
その結果、新旧の西海岸IPAの個性をバランスよく取り入れたウェストコーストIPAになりました。柑橘や松っぽさ、弾けるようなホップの香りがやや全面にでて、モダンなトロピカルフルーツの特徴のホップとのバランスが絶妙です。オリジナルよりやや濃いめの色味とドライな口当たりと印象的な苦味で当時の西海岸の味わいを表現しています。
スタイル:ウェストコーストIPA
シリーズ:六人の変革者
ABV:7.0%
IBU:80
ガスボリューム:2.4
モルト:Pilsner, T50, Crystal Maple
ホップ:Polaris, Columbus, Simcoe, Centennial, Cascade, Idaho 7
酵母:American Ale
品目:ビール
JAN:4589718741079
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