「必要な人がいたら譲る」という論法で優先座席に座る人達。
どうも、センサールマンの山﨑仕事人（右腰、右尻、右太ももが痛いマン）です。
よろしくお願いします。
優先座席に関する記事。
こんなニュース記事がありました。
駐日ジョージア大使、電車の優先席利用への批判に毅然 「その通り」「勇気ある発言」称賛の嵐― スポニチ Sponichi Annex 社会
詳細はリンク先をご覧いただきたいのですが、超簡単にまとめると『優先座席に座ってたことを批判された人が「空いてる時は別にいいでしょ」って言って、それに共感が集まってる。』って話です。
「必要な人がいたら譲る」論の人達へ。
記事を読みながらモヤモヤしちゃいましてね。
ご本人にも、それに賛同してるコメントにも。
モヤモヤの理由としては過去に僕が書いたこちらの記事をご覧ください。
こちらの記事を読んでもらえたらぶっちゃけもうなにも書くことないんですが(笑)、もう少しだけ補足しときます。
「必要な人がいたら譲る」論の人達には是非とも僕が書いている疑問点を全て納得できるよう説明してもらいたいもんです。
「必要な人がいたら譲るよ！」って理論の人もいますが、「え？分かります？」って話です。
マタニティマーク付けてなくても分かります？
付けてたとしてもちょうど死角に隠れてるかもしれませんよ？
そもそもマタニティマークを付けてたら逆に嫌な想いをすることがあるって理由で付けない人もいますよ？
妊娠初期の人も分かります？
全然お腹が目立ってなくてもですか？
それとも初期なら症状も大したことないから立たせといても大丈夫だろうとか思ってます？
妊娠さんなのか太ってるのか微妙な人も分かります？
どっちか判断して声かける勇気あります？
声をかけてみて妊娠さんじゃなかったら失礼になったりもするかもですよ？
もちろん妊娠さん以外で優先座席を必要とする人もいるけど分かります？
見た目で判断できない病気とかの場合はどうするつもりですか？
マタニティマークやヘルプマーク以外のマイナーなシンボルマークも全部知ってますか？
これもマーク自体付けてない人もいると思いますがいけます？
それら全部をカバーし切るなんてのはどう考えたって無理なわけで、完全に破綻している言い訳でしかありません。
これらに対して納得できる説明をください。
もしできないのならそれは想像力の欠如でしかありません。
まぁ「誰にも迷惑をかけてない」なんてのは想像力を働かせる気すらない人だからこそのセリフなのですが。
世界が自分の想像力の内側にしかないと思ってるでしょう。
これ本当に説明できる人がいるならしてほしいなぁ。
決して頑なに「100％僕が正しい！」とか思ってるほど馬鹿じゃないので、ちゃんと納得できたのなら考えを改めますから。
今は何の関係もない話。
こういう時にもっと悪い例を出してくる論法も嫌ですね。
「私の妻は、妊娠中や乳幼児を連れてときに、優先席を譲られた経験は一度もありません。」とか「全く譲る気のないやつ、寝たフリのやつが座ってるよりマシ。」とか今は何の関係もない話。
そんな屁理屈を持ち出して正当化しないといけない時点で多少なりと自分の行動に非があると思ってるんでしょう。
そもそも「マシ」とか言っちゃってますからね。
自分に何の非もないと思ってる人は「マシ」は使いませんよね。
良くないことだって自覚がある癖に誤魔化そうとするのやめましょうよ。
こんな状況なら有り。
念のために言っておくと僕は「何が何でも、どんな状況でも優先座席に座るのは無し！！」とまでは思ってません。
例えば、「ガラガラに空いてて、尚且つ次の駅で降りる」なら座っても良いと思います。
仮に次の駅で妊婦さんが大勢載ってきても大丈夫ですからね。
あと、ガラガラの時に座った上で、「必要そうな人が来たら譲る」ではなく「少しでも混んできたら立つ」なら良いと思います。
それなら人を見て判断する必要ありませんので。
世の中の人が全員「人間として“当たり前”である他人に気を配ることができる」そんな世界になったらいいですね。
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