自己中を指摘された話
どうも、センサールマンの山﨑仕事人でございます🐈
今日の記事は、「自己中には善の自己中と悪の自己中がいるよ!!ピッコロ大魔王みたいだね!!」みたいな、だいたいそんな感じの内容です。
性格が良くなりました
昔の僕って性格が悪かったんですね。
「今も悪いだろ!」という声が耳モゲるほど聞こえてきそうですが、昔は今の比じゃないくらい悪かったんです。
どれくらい性格が変わったかというのは顔付きの変化で分かるレベルなので歴代証明写真をご覧ください。
ちなみに奥さんには「16番より前なら仲良くなってない」と言われております(耐えた!)。
指摘を受けた
僕の性格が良くなった(まだマシになった)のには明確なきっかけがひとつあります。
それは同期の芸人からの言葉です。
現在は落語家をしている月亭太遊という男がいます。
彼にある日突然「お前は自己中や」と言われたんです。
しかも一度だけでなくその日から何度も何度も。
最初はイラッとしたのですが、しばらくしてその意見を聞き入れてみることにしました。
と言うのも、残念ながら(残念ながら?)彼は紛うことなき天才なんですね(残念ながら?)。
その彼が言うのだから何かしら意味があるのだろうと。
いったい僕のどこが自己中なんだろうかと。
そもそも芸人なんて自己中な奴が山ほどいるのに何故わざわざ僕にだけピンポイントでそれを言ってくるのろうかと。
自分の一挙手一投足やちょっとした発言を「これは自己中か?これも自己中か?」と、ちょっとしたノイローゼになるくらい考えました(笑)。
そうしてしばらくが過ぎてなんとな~く分かるようになりました。
「しばらく」と言っても数年後のことですが。
悪い自己中
今も明確な説明(言語化)はできていないんですが、なんと言うか、僕は「悪い自己中」だったんだろうなと。
例えばですが、「僕はチーズバーガーが好きで~」という人がいた時にその人の話を遮って「チーズバーガーって言えばね~」と別の話をし出すのは普通の自己中で、これは別に構わないんです(良かないけど)。
それに対して昔の僕は「僕チーズバーガー嫌いなのよ」と言っちゃうタイプの自己中でした。
話をぶった切るだけで発展性もないし「わざわざそれ言う必要ある?」なんですね。
でも決して悪気があるわけではなくて、ただ単に「僕はチーズバーガーが嫌いなのでそれを言おう」としか考えていませんでした。
前者の自己中はまだ「場を盛り上げるため」みたいなプラスの気持ちがありますが、後者にはそれすらない。
人の気持ちを考える気も空気を読む気もない“悪い”自己中だったわけです。
あ、ちなみに僕は実際には僕チーズバーガー大好きですよ!
ありがとう
今となってはあの時に「自己中」だと指摘してもらえたことに感謝しかございません。
あれがなければ人としても芸人としても今よりもっとヤバイ状況にいたことは間違いないと思います。
あとその経験があるので「人の指摘は一回聞いてみよう」という姿勢になれたのも大きいですね。
否定から入らないというのは今後も心掛けたいところです。
人に何か指摘するのは嫌がられるリスクが大いにあります。
それでも言ってあげた方がいいんだろうなと思った時にはきちんと指摘してあげられるようにしたいものです。
幸い僕には「思ったことを口にしてしまう」という素質があるのできっとできるでしょう(ヤッタネ!)。