🪜振り返り髙山 2025年1月25日(土) みかん畑栄枯盛衰 高齢者の仕掛けた罠 は僕らを絡め取る!🪜
少し前にいただいたギブソンのギター
前に富士のマルシェに出たとき PAさん(パーキングエリアではないライブの音の調節をするひと)として来ていたお友達の田島さんに
「1弦(一番下に位置する細い高い音が出る弦)の音をピックアップが拾ってないぽいよ」
との指摘をもらっていたけど 試したらほんとに音が出てないぽい
前にご一緒した少年発電ホールディングスのギターの下山物語君に話したら
「ピエゾ(音を拾うセンサー的なやつ)がズレて入ってるとこんな感じになる」と言ってて なんかすぐ直るっぽい口ぶりだった
多分30歳くらい年下なのになんでも知ってんなぁ
と尊敬しながら聞いていたが どうすればいいかを聞き忘れたが なんか直るぽいので安心してこころの丘に行く
行くのを我慢していた畑だ
やりたいことはたくさんある
僕は畑の保安官的な立ち位置
最初は藪になってる場所に切り込んで平地にするのが任務だったが いまは耕したりはせず 迫り来る草から畑を守り 日差しを遮る木々を刈り込むのが使命
この作業には高齢者の仕掛けた罠が待ち受けている
ここはもともと老人がみかんの畑をやっていた場所で この辺り
昔は青森とか遠方からの出稼ぎを毎年受け入れるくらい大盛り上がりしたそうだ
そんなみかんの木も時間が経つと枯れてくる
そうやって荒れてきた土地に高齢者は「みっともない」と杉やヒノキを植えるのだが なにせ高齢なので間伐する体力もなく結果荒れて材木としての価値がない 花粉だけ出す林が誕生
カメムシの冬越しに最適
偶然のカメムシブーム!
その高齢者たちは「草が生えないように」と木の下に布団や畳を敷いて覆っていたらしい
結果間から草は伸びてるのだがその布団や畳が微妙に朽ちきれず草刈機にからまる!
危ないし解くまで次の作業ができないので草刈りチームはいつも過去の高齢者に怒っている
さておき作業だ
よかれと思ってやったことが裏目に出まくってるのだけど なにせ貸してもらってる土地なので全部引き受けてたたかう!
それが畑保安官だ!
今回は畑の西側をもっさり覆っていた木の枝落とし
借りたタカエダキリノコギリが優秀過ぎる
この曲がり具合が枝を捕まえて離さない
柔らかい枝はコツが要るが ある程度硬い枝はコツ要らず
強いて言うなら長い作業で竿の角度を工夫しないと疲れる くらいだろうか
それはもう このノコギリのあつかい方のコツではないよね
僕が木の逆襲と呼んでいる落とした枝が跳ねて顔に当たる頻度が高く 草刈りで跳ねた石などから目を守るゴーグルをして作業している
木が逆襲してくる訳もないのだけど 僕らの勝手な都合で植えられた木を僕らの勝手な都合で切ってることへの罪悪感もあいまってそう呼んでいるのだ
ただの農作業初心者の文章になりそうだったので 前半で音楽家ですよとわかるようにギターの話題など入れてみたけれどやっぱり農作業ブログになってしまった
けれど 久々に無心で作業できて帯電したものを放出できたような気がする日だったのでいいことにしよう