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死ぬ前に食べたい ときめきの最中

好きな食べ物飲み物は何と言われると
あんことビールと答える

何でもおいしくいただける性分で
何をいただいても毎回
「最高!」などと言っているので
「最」も「高」い評価という意味での
「最」「高」がデフレを起こしているし
馬鹿舌なのでは?
と思われているフシもあるのだが

先日いただいた最中が素晴らしかった

日本中に何種類くらいあるのだろう
自分であんこを詰めるタイプの最中

さいちゅうじゃないぜ もなかだぜ
グランプリを開催したいくらいのモナカ
鈴乃最中 おてづめ

デアゴスティーニで「月間おてづめモナカ」創刊されたら
創刊号にはガワとあんこのどっちが付くだろう

はしたないくらいに詰める
はしたなく詰められるくらいに
ガワに対して
あんこが用意されている
しかし はしたない

これは最中として売ってあったら
はしたなすぎて 赦されない配分だろう
老舗としても 赦されへん

せやけど
お客様がおこのみでおつめになってはるんやから
仕方ないんやで

などという言い逃れをしながら
ふんだんにあんこを楽しむ訳だ

が 何よりこの手の最中

トゥーマッチになりそうな
あんこに負けじと

ガワの歯ごたえがえげつなく素敵で
香ばしく仕上げてあるのだ

自己責任最中は 最中そのものの
最終形でもあった…

しかもそんなひどい代物が

こんな風流な箱に入っているのだ
これは油断させようとしてるでしょう

しかもさっきから
関西弁で「えげつのうおまっせ」とか
言って盛り上がっていた俺だが
このお菓子を作っている株式会社鈴懸

福岡 博多の会社ですばい

死ぬ前に食べたかリスト入りですばい!

見かけたら食うて見て

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