夫のことを「旦那さん」とか「主人」とか呼んでないよね?
夫のことを未だ「旦那」とか「旦那さま」とか「主人」とか呼んでる妻たちは、ちょっと気をつけた方がいいです。
思ってた以上に牛歩でしか変わってなくて
夫のことを「旦那」とか「旦那さま」とか「主人」とか呼んでる妻たちに、いちいちツッコミ入れるのもつかれるなーと思って、ずっとやり過ごしてきました。こう呼んでいた世代の人がだんだん歳をとっていけば、やがていなくなるし、新しい世代の人たちは、家庭科の授業だって男子も女子もいっしょに受けてきた世代なのだから、こんなふうに呼ぶ人たちは時間の経過とともに減っていくだろうと思っていたのです。
ですが、男女平等とか言われて何年経っても世の中変わらなくて。(いや、全く変わってないとは言わないけれど、思ってた以上に牛歩でしか変わってなくて。)18歳になる息子がこの4月から成人になるというのに、いまだに、世の中には、パートナーのことを「主人」って呼ぶ妻がいるのが現実なんだよなー。嫌だな〜。と思ったので書きます。
あなたの主人はあなたです。
30代前半でこの言葉をかけてもらったわたしは、ラッキーだったと思う。
その頃のわたしは夫のことを「旦那さん」もしくはニックネームで呼んでいました。「主人」って呼ぶほど立派な家柄でもないし、「旦那さん」ぐらいがちょうどいいかなと、ただ単純にそう思っていました。でも、この言葉をかけてもらった日から、人前で夫を呼称するときは、「夫」と呼ぶようになりました。
呼称は人と人との関係性をあらわします。呼称には無意識の上下の関係が表現されている場合があります。夫(妻)との関係性が対等でありたいと思うなら、まずは呼称からから対等にしましょう。
夫のことを「旦那」とか「旦那さま」とか「主人」とか呼んでる妻は、きょうこの瞬間から「夫」と呼びましょう。
やっかいなのが妻のことを「嫁」とか「嫁さん」とか、「奥さん」とか呼んでる夫
そして、当然ながら、妻のことを「嫁」とか「嫁さん」とか、「奥さん」とか呼んでる夫は、きょうこの瞬間から「妻」と呼びましょう。もういないと思いますが、「家内」「かみさん」「女房」と呼んでいる夫も同様です。きょうこの瞬間から「妻」と呼びましょう。
なにがやっかいなのかというと、「嫁さん」とか「奥さん」「かみさん」と呼んでいる夫のなかには、妻を一段高いところに上げて、ぼくは妻をうやまってます。頭が上がらないんですだから「さん」もつけて、あえて選んで呼んでるんです。と、あやまった解釈をして使っている人がいるところ。
いやいや、夫婦に、どっちが上とかどっちが下とかないし。
大事なことなんでもう一度いいますよ。
「あなたの主人はあなたです。」
「夫との関係は「夫」と「妻」のそれ以上でも以下でもありません。」