"新しい価値を届けたい"長期インターンをしてわかった「ファインディ新規事業部」の魅力
はじめまして、2024年4月よりファインディ株式会社の新規事業部にて8ヶ月インターンをしていた山口と申します。ファインディで長期インターンを始めた経緯やインターンでの経験、ファインディの魅力について書いてみたいと思います。
こんな人におすすめ
- 長期インターンを探している大学生
- 就活を終え、何か新しいことに挑戦したい
- 文系からIT業界について学んでみたい
- 新規事業に関わりたい
自己紹介
東京大学法学部出身
大学では競技かるたサークルに所属
ハンガリーで日本文化を伝えたり、日本語を学ぶ現地大学生の就活支援を行うNPO活動を経験しました
就活では総合商社や銀行、重工業系メーカーを志望していました
ファインディとの出会い
大切にしてきたこと
人生は選択の連続です。毎日、毎月、毎年、何かしらの選択を誰しもがし続けていると思います。私はそんな毎日で、大切にしている言葉があります。尊敬する作家、武者小路実篤の「この道より我を生かす道なし。この道を歩く」という言葉です。
自分が選んだことは本当に正しかったのか、自分が続けていることは何の成果にもならないのではないか、と迷い事ばかりだった高校生時代に、競技かるたの練習場でこの言葉に出会いました。
この言葉に出会ってから、あれこれ言い訳を付けて他の人に選択をゆだねたり、やると決めたことをすぐやめてしまうのではなく、自分のやりたいことは自分で考え、たとえ偶然が重なって自分の前にできた道だとしても、それを大事にし、今していることに意味を見出せるようにしようと心がけてきました。
そして、人生における道を決断をする時に、私は「高揚感」を1番大事にしています。わくわくする、ドキドキする、もっと知りたい、そんな心の底からの高揚感を感じた時、それを信じて迷わず飛び込んでみるのです。
ファインディとの出会い
就活後に何か新しいことを始めようかとなんとなくインターンサイトで長期インターンを探していた時、メンターさんにたまたま紹介され、ファインディに出会いました。
これまでの人生で全く触れもしなかったIT業界でさらにその中の新規事業部。「わからないこと×わからないこと」で、最初は説明を聞いても全くわかりませんでした。ただ、全く知らないことをせっかくならやってみたいという気持ちで面接を受けました。そこで、
まだ日本にはない新しい価値を作っていく
ファインディは「作り手」を大事にし、作り手であるエンジニアがもっと輝ける社会にする
という熱い思いに触れ、「この事業に貢献したい」と、新規事業部の責任者である山田郷さん(@00_AK1RA)(ごうさん)との面接で思ったのを今でも鮮明に覚えています。
全くわからない業界だけど、だからワクワクするし、やってみたい。そんな「高揚感」から、ファインディで長期インターンをする決意をしました。
インターンで経験したこと
私が所属していた部署は、「Findy Tools」という開発ツールのレビューサイトをはじめとした新規事業を行う部署でした。
この部署では、今まではなかった新しい価値をエンジニアの皆様へ届けられるようにメンバー全員が奮闘しています。
具体的には、Findy Toolsへ掲載するコンテンツの企画・制作やエンジニア向けイベントの企画・運営を行っています。
はじめは全くわからないエンジニアリング用語、わからない概念ばかりで戸惑いましたが、ファインディが用意してくれるオンボーディング資料が手厚かったため、そちらを必死に勉強しました。また、わからないことはごうさんが1on1でなんでも教えてくれました。(ありがとうございます….)
「習うより慣れろ」方式で、まだよく分かっていない状態から色々なことをチャレンジさせていただきました。
そこで、このインターンで私が経験させていただいた業務について主に4つ紹介します!
1. レビューの掲載
Findy Toolsは2024年1月23日にβ版をリリースした新しいサイトです。
簡潔にまとめると「エンジニア向けの開発ツールのレビューサイト」になります。
開発環境で使われるDatadogやSnowflakeなど、様々なカテゴリの開発ツールについてのレビューを掲載しています。
開発ツールに特化したレビューサイトは日本では初であり、レビュアーの企業名等も掲載されているため、信頼性や透明性を担保したレビューサイトになっています。
Findy Toolsは将来的には自由に開発ツールについてのレビューを投稿できるプラットフォームになることを考えていますが、現在はファインディから開発ツールを使っている方にレビューのご執筆依頼をし、ご寄稿いただいているものが大半になります。
その中で、私は主に以下の業務に携わりました。
開発ツールを使っている方を、テックブログやイベントのご登壇者から探す
レビューご執筆依頼・ご執筆のサポート・公開作業
Findy Toolsに求められている機能のヒアリング
どんなレビューを見たいのか、どんなサイトだったらもっと見たくなるのか、というのをエンジニアの方に実際にヒアリングしながら、Findy Toolsの軸となるレビュー掲載を進めていきました。
どんなツールが流行っているのか、どんなレビュー記事が参考になるのか、等はこれまで全くの門外漢だった私が掴むのは難しかったため、実際に社内外問わずエンジニアの方にヒアリングしたり、色々なテックブログをチェックし、X等のSNSも毎日欠かさず確認するようにしていました。(こんなに毎日テックブログを見続けている人たちはいないのではないかとよく思っていました。。笑)
実際にこれまで、400件近いテックブログを調査し、102人のレビュアーさんにレビューをご執筆いただきました。
▼ご執筆いただいたレビューの一例!▼
2. 特集記事の制作
Findy Toolsの主なコンテンツである、特集記事の制作にも関わらせていただきました。
Findy Toolsでは開発ツールやアーキテクチャの切り口から様々な特集記事を制作しています。
Findy Toolsの特集記事は非常に多くの方に読んでいただいているため、最初に記事を担当して欲しいと言われたときはとても緊張しました。
どんな記事をエンジニアの方は読みたいのか、どんな内容に関心があるのかわからない手探りの状況であるため、まずはエンジニアの方が主催しているコミュニティイベントに行ってみたり、社内外のエンジニアの方にヒアリングをして、テーマや内容について考えました。
色々なステークホルダーの方々と関わりながら記事の制作を進めるのはとても大変でしたが、その分やりがいも大きかったです。
▼実際に制作した記事がこちら!▼
3. Findy Tools公式Xの運用
Findy Toolsには公式Xがあり、こちらの運用も行いました。
レビューの紹介やアーキテクチャ紹介を行い、一人でも多くの方にFindy Toolsのコンテンツを届けたいという思いで運用していました。
SocialDogというXの投稿分析ができるツールを使い、「投稿パフォーマンス」を見ながら、投稿ごとのURLクリック数やエンゲージメントについて分析していました。
どうしたらURLクリック数があがるのかを考え、ABテストのように色々な投稿文を投稿しながら、1番見やすく、手を止めて内容を見たくなるツイートとはどんなものなのかについて仮説を考え続けました。
結果、フォロワーについても800人ほどから1891人ほどまで増え、SNSの運用についても学ばせていただきました。
(Findy Toolsをフォローしてくださっている方々、本当にありがとうございます…!励みになりました。)
4. イベントでのFindy Toolsのブース出展
2024年11月26日のFindy Tools主催のアーキテクチャConferenceにて、初のFindy Toolsブース出展をしました!
ブースの体験設計から当日のブースで行うアンケートボードの内容考案、Findy Toolsの説明資料の作成、当日のブース運営まで幅広く経験できました。
イベントの間のたった数分のブース体験で、ブースを訪れてくださった方に少しでもFindy Toolsの魅力を伝えるにはどうしたらいいのかについてあれやこれやと議論したのを覚えています。
北川さん(@OnigiriMa_shi)やまっきーさん(@ayamakkie)など、ブース出展を何度も経験されているDevRelの方々は、自社の魅力を伝えながらも、エンジニアが楽しいと思える時間を作り出し、イベントに来てくれるエンジニアが気持ちのいい体験だったと思えるようこんなにも考えているんだと本当に学びになりました。
当日は300名以上の方にFindy Toolsブースにお越しいただき、287名の方にアンケートにも回答いただきました!
沢山のエンジニアの方とお話しできてとっても楽しい時間でした。Findy Toolsに寄稿してくださったレビュアーさんやいつもご協力いただいている皆様に直接感謝を伝えることができたのが個人的にとても嬉しかったです。
ファインディで長期インターンをする魅力と得たもの
8カ月間ファインディの新規事業部でインターンをしてみて、抽象的にはなりますが、ファインディの魅力的だと思った点と得たものについて厳選して4つご紹介します!
1. ”爆速で”、裁量が大きい
ファインディで長期インターンをしてみて思ったのは、まず何よりもスピード感があり、個人の裁量がとても大きいことです!
スタートアップならではなのかもしれませんが、意思決定や実行に移すまでがとても早く、常に新しいことに挑戦し続けられる環境でした。
良いと思ったこと・価値があると思ったことを"爆速で"届けるということが徹底されているため、思考→実行→反省→再試行のサイクルをとても早く行うことができました。
また、いい意味でインターン生扱いをされないため、インターンという立場であっても意見を尊重し、裁量を持って業務を任せていただけました。手を挙げれば年齢・立場関係なく何でも挑戦できる環境です。
裁量が大きいということはその分結果に対する責任も大きくなりますが、その分、周りの人任せにせず、自分事として挑戦できたことはとても大きな財産となりました。
2. 常に考え続ける
ファインディの新規事業部では文字通り新規事業を扱うので、「これ」といった正解がありません。そのため、常にトライアンドエラーの繰り返しで、考えを休めることがあまりありませんでした。
ユーザーが身近にいるためFBも早く受けることができ、自分で仮説を立てつつ、実行していくことができました。日々のやるべきことをやりつつ、思考する時間も取るようにしていました。
どうしたらもっといいサービスになるのか、どうしたらもっと業務を効率化できるのかを毎日考えることをきむさん(@kim_career_0621)から教えていただきました。
また、ごうさんにいただいた「新規事業は『何をやるか』ではなく、『何をやらないか』だ」という言葉がとても印象に残っています。自分たちで新しいものを作り上げていくということは、裏を返せばどんなことにも挑戦できる環境ですが、リソースは限られています。そのため、「ユーザーが本当に欲しいものは何なのか?」「なぜそれをやるのか?」を常に考え続けました。
どんなことでも続けることでわかってくることや見えてくるものがあり、興味を持って「どうしてだろう?」と問いを持ち続けられたことが、私が成長する上で非常に大きかったと思います。
正解がない環境で考え続けることはとても大変な一面もありましたが、チームの全員が良いものを作り上げようと必死で、そんなチームにいれたことは私の中で誇りです。
3. 目的を見失わないこと
インターンでは、同じ事業を進める人たちで頻繁に打ち合わせやすり合わせが行われていましたが、その中で目的を見失わないことの大事さについても学びました。
目の前のことに追われて、すぐにあれやこれや変えてしまおうとしていた時に、「もともとこれをやる目的は何だっけ?」であったり、最終の「目的」について都度すり合わせや考え直しをしていただいたことがとても印象に残っています。(新規事業チームの口癖になっているのではと思います)
なぜそれをするのか、今やっていることの意味は何か、を日々のルーティン化していた業務であっても、しっかりと考え直すようにする癖がつきました。
今自分がやっていることが最終的に何につながるのか、という目的意識を持ち続けないと、恐らく途中でモチベーションがなくなってしまっていたと思います。
ファインディで長くモチベーションを持って働き続けられた理由の一つは、ごうさんをはじめ、チームの中で将来のビジョンを繰り返し確認し続けられたことだと思います。
4. 人が素敵
働く上で大事なことに「一緒に働く人」があるかと思うのですが、ファインディは本当に温かく素敵な方ばかりです!!
ランチに連れて行ってくださったり、質問したら全員優しく対応していただいたり、ファインディに在籍していた中で関わった方全員のお人柄がよく、本当に素敵でした。
業務は一人では完結しないため、誰かと関わる必要がありますが、それについて嫌な気持ちや悩んだことが一切ありませんでした。なかなかこんないい人ばかりの会社この世に他にないのではないか…?と途中から思うくらいでした。
ファインディの方々に出会えたことが一番私がインターンをしていてよかったと思うことです。
特に関わらせていただいたDevRelの方々の温かさが伝わる素敵な記事がありますので、ぜひ読んでみてほしいです。
最後に
4月1日にインターンを始めた時、こんなにも貴重な経験をできるとは思っていませんでした。ファインディの新規事業部でインターンをすると決めた私の決断は間違っていなかったと胸を張って言えますし、また2024年の3月に戻ってもファインディでインターンをすると思います。
最初から最後まで走り抜けたこの8カ月は私の人生でかけがえのないものになり、こんな素敵な経験をさせてくれたファインディには感謝しかありません。
毎日楽しく働き、出社するのが楽しみだったこと、これは全てファインディの皆様のおかげです。
この8カ月間で学んだことを生かし、今後も走り続けることで恩返しができたらいいなと思っています。
この文章で、少しでもファインディの魅力を伝えることができたなら幸いです。
何か新しく始めたい方、新規事業に関わりたい方、ぜひファインディのインターンに応募してみてください!!
インターンの募集はこちら!
Findy Toolsにご協力いただいた皆様へ
最後になりましたが、これまでFindy Toolsにご協力いただいた皆様、本当に本当にありがとうございました…..!!
レビュアーさんや特集記事をご寄稿してくださった皆様のご協力なしではFindy Toolsは成り立ちません。
これまでFindy Toolsにご協力してくださった全ての皆様へ感謝申し上げます。
2025年1月23日に、Findy Toolsにご寄稿・ご協力してくださった皆様へ直接感謝を伝える場として、「Findy Tools1周年記念 感謝祭」を開催いたします!
今年はファインディオフィスでのオフライン開催のみにはなるのですが、もしご都合が合いましたらご参加いただけますととっても嬉しいです!!