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即する。Xデザイン学校大阪大阪分校2020[03]([02]も)

どうでもいいですが、「ぜろにも」って音だけ聞くと、「ジェロニモ」みたいですね。昨日、たまたま子どもがなぜかキン肉マンの話をしてきたから、頭をよぎっただけですが。

さて、在宅で勤務する日が続いて、街に出るのが1か月ぶりでした。

いい問いを見つけることの大事さと、そのための日々の観察。[02]のふりかえり。

今期のXデザイン学校大阪分校はオンラインとリアルの組み合わせで進んでいます。[02]について書いてなかったのですが、こちらはオンラインでした。チームビルディングと質的調査に関する内容でした。

オンラインで学ぶというのは、幸いにというべきか、仕事として日々やっているので、個人的には質問しやすい(チャット機能を使えば、先生の話の腰を折らなくても済むのが、気分的に助かります)です。

やはり、ここで強調されてたのは「いい問いを見つける」という点でした。

ここは、ゼミのプロジェクトでも、他の講義でも、つねに重視している点です。ただ、言うは易く、行うは難し。正解がないだけに、さまざまな言葉を試しにあてがいながら、よりその事象を捉えるような価値の表現を探っていくよりほかありません。

その日のワークでも、TeamBとしてご一緒させていただくみなさんと、事象の記述から始めました。Miroもフル活用で。

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見た感じ、上位下位関係分析っぽくないですが、やり方は上位下位関係分析で。ちなみに、今日の講義の前にもオンラインで集まって、いくらかやることができました。濃いピンクの付箋が抽象化したやつなんですが、置かれてる場所はそれなりに意味があって。結果として、囲碁のような感じになってきました(笑)ある意味で、これも面的思考かも。

ビジネス・インタビューと課題発見:私にとっての再挑戦。[03]のふりかえり。

そして、本日(8月1日)。第3回の講義がありました。
テーマは「ビジネス・インタビューと課題発見」。

最初に浅野先生からオンタイムのオンラインで講義。まずサービスデザインってどういう考え方なのかという点から始まり、今期は「戦略」と「戦術」の違いについても話が及びました。

もちろん、この引用で終わったんではなくて、さらに進んでビジョンやロードマップとセットで考えることの重要性へ。

ちょうどForbes Japanの最新号で、こんな特集が組まれていたので、なおさら個人的にタイムリーでした。

このあたり、経営「学」を講義で伝えている私自身にとって、ものすごくありがたい内容でした。詳細は省略しますが。

今回もいろいろと響く話がたくさんあったのですが、「自分の意見を入れるのではなく、現場 / 現実の観察に即して、分析する」というところ、そして「型を身につける」というところは、すごく刺さりました。言われてみれば、もちろん当然のことではあるんですが、しかし、実践するとなるとなかなか難しいことです。とりわけ前者は、重々気をつけないとなってあらためて感じました。

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そのあと、佐藤先生の講義と実践。まずはインタビュイー役の方に、インタビュアーとしての佐藤先生が訊き始めるかたちで、ビジネス・インタビュー。今回は、受講生もインタビューに参加させてもらえるかたちだったので、私も質問させてもらいました。できるだけ、最初に指導をいただいた点を忘れないようにと思いながら質問してみたつもりですが、まだ自分の関心に引き寄せてしまってるところもあったなぁと反省。ここらへんは、もっと数を重ねないといけません。

そのあと、チームよりそれぞれインタビュアーとインタビュイーが一人ずつ選ばれて、ビジネス・インタビュー演習。こういうのを見るのもすごく勉強になります。やっぱり「語ってもらう」ことが大事。そのためには、「待つ」姿勢が必要になるなぁと痛感しました。

私は役に当たってなかったので、ともかくも書き出すことに専念。昨年、ここが甘くて、後々に響いたのを少しでも活かせたらな、と。

そのあと、チームごとにビジネス・インタビュー演習での内容にもとづいて、新型コロナのことを踏まえた新しいビジネスモデルを提案してみようというワークでした。

メンバーのみなさんといろいろ考えてみて、発表してみました(自分たちのチームの報告シーンの写真ないですw)

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たまたま、昨年度のXデザイン学校大阪分校ベーシックコースでのクライアント企業さんと同じだったので、私にとっては何だか復習(復讐ではないですよw)のようで、かえってドキドキしました(笑)

提案そのものは、すでにありそうな感じもしなくもなかったですが、今という状況を考えたときに、すんなりそこに行った感じだったので、そんなに安易という気はしませんでした。

佐藤先生から講評で「素直にきたね」ってコメントをいただいて、そこを狙ってたわけではないですが、ちょっとほっとしました(嬉しかったですw)。私の場合、こねくり回して、こじらせてしまうこともしばしばなので( ;∀;)

午前中に上位下位関係分析をオンラインでやってたのも活きてた気がします。

佐藤先生が最初におっしゃられてましたが、「自分たちはどんな世界を創りたいのか?」という点は、まさにビジョンの問題として、すごく大事だな、と。

今日の〆

今回は、タイトルに「即する」と入れました。できるだけ、対象そのものに即して観て、そこから得られる事象データにもとづいて分析するというのは、方法論上、それほど珍しいことではありません。ただ、実際にやってみると、なかなかそうはいきません。

ただ、そこをしっかり意識しておくというのは、あらためて大事やなと痛感しました。

それと同時に、「自分たちはどんな世界を創りたいのか?」という問い。

これらって矛盾するようにも見えますが、そうではないです。それぞれ独立しつつも、呼応しあう。その呼応するところにこそ、大事なポイントがありそうな気がします。

ということで、浅野先生、佐藤先生、Xデザイン学校大阪分校2020のみなさん、TeamBのみなさん、今回もありがとうございました!
次回もどうぞよろしくお願いいたします!

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