チャレンジ 2024!
チャレンジ2024
60代最後の年にあれやこれや思う
リアル 山瑠璃草
来年は辰年かぁ。二つ違いの兄も年男。私も仕事を引退して早10年。CT、MRI、医療機器一筋のエンジニアだった。早いものだなぁ。
定年退職したら夫婦で全国を駆け回って、山に登って、…なんて夢を見ていたっけ。しかし現実は入退院の病院通い。年々、いやいや日々衰える体力。勿論この歳でも元気な人は沢山いる。強皮症で硬くなった関節のせいにしている自分が情けない。
古希は「人生七十 古来 稀なり」だ。つまり70年生きる人は古くから稀であるという語源。これからは、死んでも「まだ若いのに…」なんて言われることも無くなるだろうなぁ。
妻とは43年連れ添っている。生涯ふたりきりのお爺ちゃんとお婆ちゃん。何処へ行くのも二人一緒。まるで妻依存症に夫依存症。一人になったらこりゃ大変だ。
よし、なんとか金婚式までは死なないぞ!頑張ろう!
登山もいつも夫婦一緒。
「騙されたと思って一度でいいから登ろうよ」
と無理矢理連れて行った山が、なんと北アルプスの立山〜剱岳の縦走。
「その右足!もう少し右、右、右の岩!そうそう慎重に…。」
カニノタテバイ・カニノヨコバイの超難所を覚えたての三点確保で登った妻。若い時は怖いもの知らず。無謀だったなぁ。しかし、以来妻は泣く子も黙るアルピニストだというから笑っちゃうよ、分からないものだなぁ。
(妻のアルピニストは私が勝手にそう言っているだけです、悪しからず)
二人一緒の登山歴42年、年平均10座登ったとしても400回超えの登山歴。日本百名山は私の持病もあり92座でストップした。でも北海道・利尻島から九州・屋久島まで、仕事の隙を見てよくもまあ日本全国回ったものだ。
海外もある。二人で行ったスイス・ツェルマットにユングフラウヨッホ。ここでは高山病になったっけ。
残念だが登山も病いでもうお終いか。しかし低山は野鳥や高山植物を求めて今も自然主体の生活をする妻。
そうか、私もついていこう。低山だけでも何とか登り続けよう。70代の目標!いざチャレンジ!
これを抱負に2024年は頑張るぞ!
ザ・チャレンジ2024!