ねことくらす。

東京理科大学薬学部薬学科卒/中途半端に生きてきたせいで人生何度もつまずいて、気づいたらここにいました。

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東京理科大学薬学部薬学科卒/中途半端に生きてきたせいで人生何度もつまずいて、気づいたらここにいました。

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最近の記事

将来のことに想いを馳せる昼下がり

今日は直属の上司が代休のため、私の心は一休みしている。 開放的な気分でノースリーブのワンピースを着て、設定温度28度のクーラーに当たりながらメールをチェックしている。 寒がりな私でさえも寒くないこの気温。 暑がりには耐えられそうにない職場だ。 嵐の前の静けさに怯えながら、将来についてひたすら考えている。 つい3週間ほど前までは実家の猫が生死を彷徨っており母親に電話をかける頻度も高かったが、失恋の悲しみから一度電話をかけて以来、連絡を取っていない。

    • 変わりたくて変われなくて、きっかけを掴みたくて

      2019年3月、私は東京理科大学薬学部を卒業した。 24歳の春。 期待と不安を胸に飛び込んだ新しい世界。 慣れてしまうと、社会というのは学校の延長線上だと思えてくる。 なぜなら扱う題材や責任こそ違えど、そこにいるのは紛れもなく学校を卒業してきた人たちの集団だからだ。 多少年齢層が広がるくらいで、大きな変化はない。 何か変わるような気がする人生の節目を迎えるごとに、私は変わらないことの方が多いのではないかと最近ようやく気づきはじめた。

      • 失恋が教えてくれたことはきっと一生忘れない

        平凡な大学生活の中でもっとも思い出に残っていることと言えば、間違いなく「恋愛」である。 それは、青春の1ページであり、後悔が数十ページにも及ぶもの。 「そうだ、恋愛についての卒業論文を書こう!」 なんて、職場で呑気なことを考えながら当時を振り返る。 私の場合、学生時代最後の恋愛は社会人4ヶ月目の途中まで続いたが、学生恋愛の全てが実ることなく、「ありがちな恋愛」として幕を閉じた。 「この恋が最後の恋になりますように。」 何度願ったことだろう。

        • 恋が教えてくれたこと

          初めて恋をした幼馴染みと結婚して幸せな家庭を築く。 そんな私の夢は、幼馴染みと呼べるような男友達がいなかった時点で既に幻想へと変わっていた。 その後私は、中高6年間を都内の女子校で、大学6年間をとある薬学部で過ごした。 「好き」という感情は、きっと幼稚園の頃から知っていた。 初めて誰かと付き合ったのは小学6年生で、中高時代も誰かに淡い恋心を抱きながら過ごしてきたが、泣くほどに大きな失恋をしたのは恐らく大学入学後だ。 中高6年間、「恋愛」と正面から

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        • 私、生きる
          6本
        • 恋と生きる
          3本

        記事

          生きているなら人生楽しみたいじゃん

          新卒1年目で私が就職したのはとある官公庁。 平凡な毎日。 睡魔とミスとの闘い。 やりがい云々以前に、今まで知ることのなかった世界を目の当たりにした。 「そうか、こういう仕事をしている人たちもいるのか。」 というのが、率直な感想だ。 世の中には星の数ほどの仕事がある。 その中で1つの仕事を選ぶということはなんと難しいことだろう。 そして何より、自分にぴったりの仕事と出会える確率はどんなに低いことだろう。 「もうこんな研究やめ

          生きているなら人生楽しみたいじゃん

          ペンタブを買ってお絵描きの準備が整った!これからの創作にわくわく☺️💕

          ペンタブを買ってお絵描きの準備が整った!これからの創作にわくわく☺️💕

          メンタルクリニックに行ってみた②

          受付で渡された問診票に記入した内容を元に、医師に症状を伝えました。 優しく「傾聴と共感」(薬学部でよく習った!)をされると泣きそうになってしまいましたが、人前で堂々と泣くことが出来ない私は医師の前でも強がり堪えて平然を装ってました。笑 きっと耐えられるくらいに私は症状がまだ軽いのでしょう。 採血、心理テスト、国試でもおなじみのSSRIを処方され、その日は帰宅しました。 といっても昨日のお話です。 クリニックに行く前日の夜は銀座の街コンに繰り出していたくらい

          メンタルクリニックに行ってみた②

          メンタルクリニックに行ってみた①

          こんばんは。 皆さんは「うつ」に対してどのようなイメージを持っていますか。 私は薬学部に所属していたため精神疾患については薬理学や病態の授業で触れる機会が多く、原因や症状についてはある程度理解しているつもりでした。 また、ストレスにより軽いうつ症状を示していた友人もいたため、自分にとってかなり身近な病という認識でした。 ただ、まさか実体験することになるとは…(といっても初期症状のみ) カウンセリングの値段を見て目が醒め(笑)、次の日はまだ自分の所属している

          メンタルクリニックに行ってみた①

          自由に生きることは、多分できる。

          皆さんにはヒト以外の生き物と暮らした経験はありますか。 私は生まれてから今まで計数十匹の猫たちとの出会いと別れを繰り返してきました。 彼らが私に教えてくれたことを取り上げたいと思います。 今回のテーマは、「自由に生きていいんだよ!」ということです。 先日公開された新海誠監督の映画、「天気の子」を観たときに、「あ、私自由に生きていいんだ!」と感じたことも、今回このテーマで書こうと思ったきっかけです。 私は6年制の薬学科を卒業した後、薬学とは全く異なる業界へ進

          自由に生きることは、多分できる。

          別れが教えてくれるのは

          失恋。 一瞬にして地の底へと突き落とされ、言葉では言い表せないほどの行き場のない辛さと悲しみで溢れかえる。 本気であればあったほど、その反動や衝撃も大きい。 後悔先に立たずをこれほど身をもって知る機会はなかなかない。 好きだったのに、好きだったからこそ、憎しみの感情も湧いてくる。 息が詰まるほど苦しい日々の幕開け。 でも、ふと気づいたときには穏やかな気持ちになり、楽しかった日々を懐かしむようになる。 最近私が思うことは、たとえ好きだった人と別れたと

          別れが教えてくれるのは

          はじめに

          いらっしゃいませ。 ブログ運営をしておりますやまりなです。 どうぞゆっくりしていってください。 <プロフィール> 2019年春に東京理科大学薬学部薬学科を卒業し、現在新卒1年目。 DDS・製剤設計学の研究室で時間薬理学を学び、卒業後は食品安全の世界へ。 好きな言葉は「大切なものは目に見えない」。 自由に、楽しく、ゆっくり生きます。