スクールカウンセラーとの面接② 2024年11月下旬

2回目のスクールカウンセラーさんとの面談です。
この1ヶ月あっという間にすぎました。

勝手に真面目な性格

カウンセラーさんと話しているなかで
私は真面目な性格なので、娘の不安な気持ちを聞くと何とかしないと、と無意識に思ってしまうのでは、と言われました。

確かに！
イライラしてしまうのは、親なら不安を解消しないと！と勝手にやる気スイッチを入れてしまい、何ともならない状況に自分の不甲斐なさを感じるからかもしれません。
わかりやすくカウンセラーさんは話をしてくれました。
イヤイヤ期となぜなぜ期の時　やはり育児相談が多いそうでいろいろな方のその時の反応をきかせて
もらいました。
私の場合　イヤイヤ期の前半はこっちもイヤー！ってなったぐらい癇癪に手を焼きました。

エブリデイエブリタイム理不尽。
ライフイズ理不尽。

後半はもう諦め。今日はどんなイヤイヤがくるのか、あーそうきたかー！などほんの少し余裕が出てきました。
癇癪がはじまったら怪我をしないように見守りつつ、時にはストレッチしながら気楽に癇癪が収まるのを待ちました。
落ち着くまで抱きしめるとかどこかで聞いたこともありますが、ぐにゃぐにゃの軟体動物と化した娘を抱きしめるのは難易度が高すぎました。

その後のなぜなぜ期は　いろんななぜなぜが次々に出てくるのが可愛くて育児楽しいかもと思ったことが多かったです。

共感とは…

カウンセラーさんによると共感にもふた通りあるそうです。
①その気持ちわかる！（私もそう思う）
②あなたがそう感じたことはわかる！（私にはちょっとわからんなぁ）

そうです。私はずっと娘の不安な気持ちに対して①の共感ができなくてしんどかったのです。
でも②の共感ならちょっとできそう。

なぜなぜ期が楽しかったのは無意識に②の共感をしていたからだそうです。
今これを意識しないと私は自分を守れなくなって娘の不安にひっぱられてしまい、私も不安になってしまうそうです。
不安や恐怖の力はそれぐらい強く周りの人、子供は特に家族を巻き込んでしまうそうです。

肩代わり

じゃあ、②の共感、具体的にどうすれば⁇と思いました。

娘が不安を感じた時は怖い、不安、無理、吐きそうと泣きながら訴えます。
私は何とか落ち着かせようと大丈夫とか吐かないよ、など声をかけますがこの間娘はパニック状態なので私の声はほとんど届いていないそうです。
そして私は何回も何回も大丈夫やって言ってるのになんでまだ不安なの？とイライラを募らせるのです。

パニックになったら、そうかそうか、吐きそうで不安やね。吐いても大丈夫だよ。
と娘の不安やしんどい気持ちを私が半分もらうイメージで肩代わりをしてあげると娘は自分で安心を見つけて落ち着きを取り戻す…ということでした。

かける言葉がない時は　横にいて腕や背中を撫でるだけでも大丈夫だと聞きました。

もう一つ、吐いたらどうしたらいい？とも何回も聞かれます。
うがいをしたり、手を洗ったり、服が汚れたなら着替えればいいよと答えていました。
それでも服についた匂いが取れないかもと、さらに不安を引っ張り出してくるので、じゃ、もうそれは捨てて新しいかわいいピンクの服買いに行こっか♪と提案したりしました。

娘の場合、見通しがたたないことも不安を大きくする要因のひとつでした。これについては今のままの対応で大丈夫そうでした。

次の一ヶ月間　私のどんな対応が娘の不安を和らげるか観察しながら過ごして（自分のことも客観的に見られそう）効果があったものは教えてくださいとのことでした。

認知行動療法とか

いろいろ調べている中で摂食障害には認知行動療法を行うと知ったので、そのあたり自宅で出来そうなことがないか聞いてみました。

痩せ願望がある摂食障害には一定の効果があるそうなのですが、娘の場合ボディイメージに認知の歪みがないので（痩せたいと思っていない）むしろ不安に対する受け皿を広げていく方向がいいそうです。

強迫性障害に行われる曝露療法の
ほうが合いそうですが、体重が減って不安が大きくなっているところへ曝露療法をすると身体がストレスに耐えられないのではということでした。

なるほど…。だからまずは体重を元に戻すのが最優先なんですね。
身体が大きくなると不安の受け皿も大きくなるイメージです。

最後に…

前回の面接のあとすごく疲れたんです…とカウンセラーさんにポロッといってしまいした。
慌てて謝るカウンセラーさん。
いや、違うんです！そうじゃなくて！
見ないようにしていた自分の疲れを自覚して疲れたんです。
そうじゃないと過ごせなかったんでしょうね、と言葉をかけてくださいました。

で、改めて自分を大事にしないといけないと思いました。
家族が大変だとついつい自分を後回しにしてしまいます。

これではみんなで元気になれないので、まずは自分に優しくする。
後回しにしていた欲しいと思っていたものを買ったり、家族優先メニューではなく自分の食べたいものを食べたりして自分が元気になる！
忘れていましたが、これ本当に大事なんですよね。