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LEGO®MOVIE おそるべし

周りの評判の高さを知りながら、本作にはなかなか手が出せなかった。み始めてみるとフィル・ロード&クリストファー・ミラー監督が得意とするアメリカンジョークの応酬で、あっという間の2時間弱。最初はLEGO®で作られている世界観に、これどうやってつくるんだと5年遅れの素朴な感想。

このMOVIE自体は、ライツビジネスの一環ということだが、完全にLEGO®が陥っていた、「ダサい」「大人が熱中していて、子供はゲームに」的な購入世代を更新できていない状況だったのだろうなと。それがストーリー、歌などに反映されていて、最初は映画として楽しみ、最後にはそのメッセージに心打たれる(おそらく子供はただ楽しむのと、最後は共感が生まれるのだろう(多分))。

ラストの大人と子供のシーンだけを見せても、説教くさいのだが、そのLEGO®ムービーの世界観から現実も見せて、駄目押しする感じがすごい。トイストーリーとは、また違う感情の動かし方である。

LEGO®の企業文化の素晴らしさが根底にあるとわかりつつ、ここまで企業文化を全面に押し出した映画が、作品としても評価され、さらに大ヒットするって、これは任天堂の宮本さんが話されている、

アイデアとは複数の問題を一気に解決するもの

ではないかと。

広告が云々言われている時代(いつもな気もしますが)ですが、やはり必要なのはアイデアではないのかと。


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