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カメラを新調して半年が経つ


私はNikonユーザー

Canon、SONY、Lumix・・・。あまたある一眼レフ市場。
様々なメーカーがある中、私は「Nikon」を選んだ。

では、私のカメラ経歴を振り返ってみるとしよう。

元々は私の父が子供の姿を撮るために購入したのがきっかけである。

私が高校に入学し、写真部へ入部したときにカメラを受け継いだ。
そのカメラは「Nikon D5100」。
2011年に販売され、価格の安さとレンズキットの豊富さから人気を誇った機種である。
兄弟機にD5300、D5600が存在する。

写真部としての活動はほとんどやってこなかったが、大学に入学してから色々と使う場面が多くなった。
このあたりから写真機運用から動画・写真併用機となっていた。(大学で映像撮影技術を学んでいるということもあって)

しかし、販売から11年経過しているということもあって「連写枚数が現行機よりも少なすぎる」「ノイズが乗っかりまくっている」などの不平不満が大量に出てきてしまった。

そこで、今年の1月に新規に購入した、初めてのフルサイズミラーレス「Z6Ⅱ」を購入した。

Z6Ⅱ

なぜZ6Ⅱを購入したのか

当時、SONYのα7Ⅳと悩んでおり、こちらは同じ大学の学友内での所持率ナンバーワン。動画機運用も写真機運用もオールマイティにこなせる人気機種。
S-Logという映画編集には欠かせない機能が標準搭載ということもあって、映像の機能に関してはトップ。

それに対してZ6Ⅱ。
写真の美しさはNikonならではのすばらしさを誇りながら、Nikonが近年開発を進めている動画機能も良い。
α7Ⅳと同じくオールマイティ機である。
N-Logも機能としては搭載されているものの、10ビットレコーダーを外部接続しなければならないという少し手間な部分が。

ではなぜZ6Ⅱを購入したのか。

それは簡単な理由である。

「写真が美しいから」

作例は美しい写真なのは当然なのだが、そこには「Nikonならでは」の美しさがある。
これはD5100の時に感じていた美しさがフルサイズ機となってさらに進化した。
X(Twitter)を閲覧していても、花の艶やかな色合いや人肌のキメの細かさがきれいに捉えている写真が多かった。
そう、「撮って出しが美しい」のだ
また、Fマウントレンズも使える(FTZⅡを使用して)という特典付き。

α7Ⅳの場合はレンズを1から集めなおす必要があったため少しネックに感じていた。
また、写真もよかったのだが撮って出しの美しさはそこそこで、あとでレタッチが必要というのがさらにネックに。

半年以上悩んでいたのだが、最終的な軍配はNikonが勝ち取った。

Z6Ⅱに乗り換えて良かった点

①Fマウントレンズが使える!

Z6ⅡはZマウントレンズ対応なのだが、FTZというマウントアダプターを装着した時に限りFマウントレンズをしようすることが出来る。
これはNikonがFマウントレンズを開発してから60年以上という豊富な種類を誇るレンズをほぼ無限に使えるということなのだ。
レンズについている機能(VR機能)がカメラ側に対応できるのかというのは異なるのだが、だとしても使える種類が多すぎるのだ。
SONYやCanonにはできないことだと思う。

現在販売しているFTZⅡ

②ノイズが全く気にならない!

D5100を使っていた時は、少しでも暗かったらガッツリノイズが乗ってしまい、良い写真が撮れないという持病を抱えていた。
しかし、Z6Ⅱはノイズが全く気にならない。
ミラーレスの特徴でもあると思うのだが、暗いところでもノイズを除去してくれ、常に美しい写真を狙えるのだ。

電気のついていない部屋で撮影したネコ
Z6Ⅱ 68mm f 4.0 1/60s ISO10000

③撮って出しの色合いの美しさ

一枚目は日暮れの街を撮影したものなのだが、雲に映る赤い夕陽がなんとも良い美しさを醸し出している。
二枚目はビル群からもれ出る光が煌々と照っているところをバランスよく映している。
この2枚からわかる通り、天然の光でも人工の光でもバランスよくとらえ、

夕日
Z6Ⅱ 65mm f 4.5 1/125s ISO320
光るビル群
Z6Ⅱ 68mm f 4.5 1/30s ISO25600

Z6Ⅱの残念な点

①オートフォーカスが迷いまくる!

基本マニュアルで撮るようにしているのだが、時々オートフォーカスで撮ってみようと試すことがある。
明かりが少ないところで撮影を試みても、オートフォーカスがあっちこっちに迷ってしまい、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうことが多々あった。
暗いから被写体の位置を認識できなかったと思い、場所を変えて明るいところへ移動してもまた迷う・・・。
なので、基本封印してマニュアルで全部やってしまおうと思う。

②重たくて手、首が疲れる!

カメラを持ち歩く時はストラップを首から下げているのだが、段々と首が疲れていくのだ。
というのも、公式が出しているカメラ本体の重量が「705g(バッテリー・メモリー含)」と重たいのだ。
というのもこれもミラーレスの特徴でもあるのだが、電子回路や巨大センサーなどこれでもかというくらい搭載している。
そのため、レンズもつけるとなると1㎏前後の重量になってしまい、手や首が疲れてしまうのだ。

Z6Ⅲに向けて欲しい機能

これは言わずもがなオートフォーカスと機体重量の改善である。
オートフォーカスはバチッと決まるときはサッととらえてくれるのだが、迷っているときの時間が長すぎる。
この時間がなくせるのならSONYやCanon以上の性能を期待できる。

また、機体重量に関してはせめて700gを切るようにしてほしい。
重すぎると手・首が疲れてしまい、その後の体力切れにもつながってしまう。(その時のやる気もそがれてしまうしね)
機能モリモリなのは素晴らしい事なのだが、重量削減に期待したい。

最後に:新たなカメラライフを開拓してくれた素晴らしい1機

様々な場面に登場し活躍してくれるZ6Ⅱ。
そのオールマイティさが我々ユーザーを引き付けてくれる。
発売から早3年を迎える本機。
Ⅲへ進化した時にはさらなる進化をしてくれているだろう。

写真コーナー:私の最高傑作を見て!!

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