見出し画像

一人で酒粕を地道に消費する話

冬といえば酒粕の季節

親戚が作り酒屋をやっていて、そこの日本酒は身内の贔屓目なしで本当に美味しいので、ちょくちょく一般の客として買っている。
地元の流通を優先しているため東京では売っている店が少なく、通販で取り寄せという形になるが、むしろ直販の方が利益に貢献できて良い。

一応友の会的な会員になっていて、冬季に注文すると純米吟醸の酒粕がサービスでついてくる。この酒粕かなり大量なので、結構大胆に使っていかないとなくならないのだが、妻は日本酒があまり得意ではない。酒粕漬けや奈良漬も苦手だ。子供たちにもウケが悪い。
ということで毎年一人で消費している。

そもそも酒粕とは

酒粕(さけかす、酒糟)とは、日本酒などのもろみを、圧搾した後に残る白色の固形物のことである。
酒米を醸造すると重量比で25%ほどの酒粕が取り出され、その成分は日本食品標準成分表によると、水分51%・炭水化物23%・蛋白質13%・脂質灰分となっており、他にもペプチドアミノ酸ビタミン酵母など栄養素に富んでいるので、健康効果が期待される食品としての価値が見直されている

Wikipedia

要は日本酒を作るついでに生成される食品ですね。豆腐で言うとことのおからみたいなものだろうか
栄養価が高いので有効活用しない手はない。
最近は地元の酒屋さんで売っているのを見たことがあるが、基本的には通好みの食材なんだと思う。

活用その1:甘酒

お湯で溶いて砂糖を加えるだけで良い。
糖質制限的には敵だが、栄養ドリンクだと思えば悪くない。
寒い日には体に滲みる。
少量のお湯で溶いた後に電子レンジで一回温めるとよく溶けて飲みやすい。

活用その2:魚の粕漬け

これは本当にたまらない。
こちらのレシピを参考にしている。
ジップロックで漬けてある程度漬かったら粕を落として冷凍。
家族は食べないので、テレワーク時のランチで夫婦でコンビニにて別メニューを買ってきた時や、夜のおつまみに一人で日本酒と一緒にいただいたりしている。

製造中。右のやつが粕床のもと

活用その3:そのまま焼いておつまみに

最後はそのまま食べてしまう方法。
アルミホイルの上に酒粕を乗せ、その上に溶けるチーズをON。
コショウを振りかけ、お好みで蜂蜜をかけてゴルゴンゾーラ風に。
もちろん日本酒でいただきます。

悪魔の味わい

日本酒と酒粕料理を盛り上げたい!

飲み過ぎは良くないのは分かっているが、日本酒の文化は本当に魅力的だ。
最近は元サッカー日本代表の中田英寿氏も日本酒の文化を世界に伝える仕事をしている。
私も微力ながら日本酒や酒粕料理の良さを伝えていきたい。


いいなと思ったら応援しよう!