妊活奮闘記18 〜母子手帳をもらいに〜
先週、母子手帳をもらうため市役所に行ってきた。
説明に50分くらいかかる、と事前にきいていたので心づもりをしていたけれど、はい。はい。大丈夫です。わかりました。わからないところはありません。と頷いていたら20分くらいで終わってしまった。はやい。
提出書類に夫の育休取得予定欄があったので、大体このくらいかな〜と勝手に“半年”と記入したら「旦那さん、半年間も育休取ってくださるんですね、それは安心ですね」と役所のお姉さんが笑顔で答えてくれた。そっか、半年って長い方なんだ。
3ヶ月だと短すぎる、取ってもらえないよりはマシだけど。最低でも半年は必要。と先輩ママ達から事前に聞いていた情報が役に立った。最長1年とれるけど、男性にとって仕事からそれだけ長く離れるというのは、やっぱり現実には、まだまだむずかしい人が多いんじゃないかな。環境や制度は色々整ってきているけどね。私も夫と365日一緒にいたいタイプではないので、あいだを取って半年。うん。いいんじゃないだろうか。
夫にもその要望を伝えて、快く了承をもらえた。
でも出世に響くんじゃない?大丈夫?と一応心配して聞いてみると、中小零細企業に出世もクソもないから、との返事。ありがたや。だって働かなくてもお金がもらえるんだよ!すごくない?俺、5年くらい取ろうかな。なんて冗談を言っていた。
母子手帳といっしょに入っていた「パパとママへ」みたいなテキストも夫の方が熟読していたし、両親学級も、これ参加しよう!4月の日程募集してるよ!いつにする? と前のめり。
いや、それはもっとお腹が大きくなってからのほうがそれらしいと思うぞ。
やっぱりこの人、子どもがほしかったんだなあ。
楽しみにしてくれている様子を見ると、私もうれしい。産まれる前から子どもと積極的に関わろうとしてくれるのが、ありがたいなあ。きっと生まれてからは、もっと可愛がるんだろうな。不妊治療を経たからこそ、よけいにうれしいのかもしれない。
お腹のなかにいる赤さんよ、パパになる人はとても優しい人だぞ。よかったね。