LJL2023夏直前 順位予想
ということであと1時間で開幕するので後出しと言われないように大急ぎで予想を書いていく。
1位 ソフトバンクホークス
なんだかんだで結果的に穴のないチームに仕上がっている。メタもJGのキャリー力が求められ、一方MIDの影響力が少し減った感がある。DasheRはもともとレーンの強さではJettやAria、DiceとともにLJL1位争いができる選手、BOTも日本人ばなれしたMarbleとVstaの連携面が2期目で期待が上がる。
TOPのKinatuも本来1位争いしてしかるべきなかでの若干の停滞感こそあれど、今期はTOPのミクロ専属コーチまでついて期待の高さがうかがえる。チームのやる気がうかがえるのも◎。Eviが海外に行き、Pazが引退し、ApaCogもEviの提言を無視してLJLのチームが取らなかった以上、実質的に1on1で勝負になるのはTanaを除けばNapくらいではないかと。CGAはチーム事情がそもそも苦しく、上位のDFM、SGともに経験浅いTOPが並んでいるだけに個で有利が取れればかなりのアドなはず。
そして期待はBlank、なんだかんだうまい、といった見せ場こそあれど戴冠には届いていないこの数年。もう年齢的にも引退がちらつくだけにここでもう一度世界を踏んで欲しいという願望も込みの1位予想。
2位 DFM
なんだかんだで国内でStealの牙城を崩すのは容易ではない。ハンドスキルやテクニックは勿論韓国人助っ人レベル、おまけにコミュニケーションもLJLの知識も十分となるとがんばって助っ人を呼んでもなかなかコミュニケーションの分の差が他チームには埋めがたい差となって激烈なアドをDFMにもたらしている。
差が出ると見たのはTOP、いうて6連勝で危なげなく乗り越えた春プレーオフもCSの勝率は33パー、上位相手にはレーンから苦労が見られる。リーグ全体でのダメージスタッツ等は高いという話もあるが、V3相手にトリスで稼いでも、という話でもあり。かつて日本サッカーのオリンピックアジア予選で大爆発したバーモンドカレー平瀬という選手がいたのだが、その活躍はその後も考えればネパールやフィリピンといった言ってしまえば格下相手に大量得点するのが得意な選手といった印象になってしまっている。フィリピンに5点取れたら「すごい決定力」と言ってよいかは決定力の定義によって差が出るが、V3相手の攻撃スタッツは参考値のほうが実力は見えやすいだろう。
国内ではコーチの充実度もあり強さこそあれど、正直プレーオフでJettの手癖を突いても世界には繋がらないと前回のnoteで書いた通り。春から夏で上積みもそこまで期待できるかといえば怪しいので今回ばかりは譲ってほしい。それにいったん負けると野球のほうのソフトバンク同様DFMが本気補強してくる歴史があるので、ここで負けて日本人枠Ariaを絶対に手放さない&言い訳利かないガチ補強4KRで来年春に臨んで欲しい。正直今期はケンの一巡のほうが本気で行くべき来年春の世界戦で手の内バレにくいまである。
3位 FENNEL
TOPに助っ人枠という珍しい体制のFENNEL、ただ、正直なところ相手は全員日本人、それもEviapaCog不在なだけにもっと圧倒的な数字が欲しかった感がある。プレーオフでもCS勝率7割はある意味十分だが、BCとSG相手でも9割10割くらい試合ぶっ壊して欲しい、という感があるだろう。今期は上位に経験の少ないTOPが2名いるため、ぶっ壊せるようになれば春より上積みもあるだろう。TPの仕様変更で影響が出しやすい&TOPの対面がNapKinatu以外は与し易いであろうことも追い風ランニングといっていい。
問題は今期JGには純粋なキャリー力が求められるかもしれない点。hachamecha選手はどちらかといえばトリックスターの側面、KRJGとの差を頭脳と意表をつく動きで埋めている感がある。ハンドスキル勝負となればさすがに助っ人枠相手には苦しめられるかもしれないという意味で上と差をつけての3位あたりに予想。
4位 SG
前回noteにも書いたがAria日本人枠というLJL界におけるエルダーが来季生まれることがほぼ確定の中、戦国は最後この集団戦でワンチャン拾わな、と思って見ていたらここで新人二人抜擢、言ってしまえばエルダーギブ。正直今期勝ちたい布陣、とは見えず評価を落とした。
しかし噛み合っていない、JGキャリーメタだとOnceが輝く可能性もあるのに体調不良?でスタメン落ち。いままでコントロールメタで息苦しかったOnceのチャンスともいえるなか、と言った感がある。正直ちょっとSGの運営陣、チームの組閣に不信感というか勝つ気がないのかな感が見えてしまった。鳴り物入りでやってきたReaperedもしれっと来年帰ってても驚かないというかPoohManDuもそうだったし。そういういみではSGのチームの姿勢みたいな部分が金は出せど噛み合わず感というか。去年までのヴィッセル神戸みたいというか。来季神戸の吉田監督にしたほうがうまくいくんじゃない?的な感じで4位。
5位 Burning Core
今年の春の驚きの一つにDiceの強さがあった。正直チーム的にもあまり勝つ気が見られないLJL参加以降3位以内0回というチーム的にLJLにいるだけ感もあるチームで相当気を吐いていた。あのチーム事情であれだけ戦えていたのは凄いと思う。その差で下位団子のなかでは少しだけ差をつけて上かなと。問題はそのDiceのやる気がどこまで続くか、BCに過去在籍したProudもLJL;参加直後こそ意欲があったのかキレキレプレイで驚いたがやがて蝕まれた感があり、失速して日本を去った感がある。野球では「一緒や!打っても!」という名言があるのだが、正直BCや下位チームにはその空気がある感じがあり、そこを打破しないとこれからも在籍するだけの下位チームから抜け出せないし、運営人も抜け出す気がないんやろなと目されてしまうと思う。
6位 CGA
LJLへのやる気の疑わしさはツイッターでもサイトでも毎回スターター発表がろくにされない、今年の春はメンバーが公式サイトにも反映されない、今期も今見たら23年春の成績が反映されていない、と、LOLチームごと干されてるのではと思えてしまうレベル。ツイッターではヴァロラントの女子チームを予告まで入れて発表してるのに…。それでも面子を見ればNap、Honeyと上位でも通用できる面子が入る分プラスかと。マイナスはこのチームの冷遇っぷりとコーチが慌てて入ったゴタゴタっぷり。CGAはNapとHoneyがいるだけに勿体ないなあと。ゴタゴタが落ち着けば全然5はあるポテンシャル。
7位 AXIZ
下の方は勝つ気があるのならガラッと変えないと厳しいと思うのだが変えないというのはそういうことなんだろう。Hoglet向きのメタになったことは一ついい要素だが……。あとは新加入のADCが大当たりなら……も厳しいか。
8位 V3
今年も春を助走として秋で少し勝って「感動」を皆に見せる準備はできている。昨年の1勝したときのYoutube動画に「感動しました!」とか書いていた人は、今年の春の「元の木阿弥」を絵に書いたような連敗をどんな顔して見ていたのだろうか、というのが一番気になるところ。おそらく雨の日に捨て猫拾うヤンキーとか好きなんだろう。僕は猫よりも人間に優しくしたほうがええと思う派なんですけど。