LOL世界大会Worlds'21 日本代表DFMは相当キツい組み合わせに 各地域の過去成績をチェック
ということでWorlds抽選会が終わりました。日本代表DFMはグループB、この5チームからとりあえず「4位以上」を目指す戦いが始まります。詳しく見ていきましょう。
相手チームについては前回記事も参照していただければ。
本戦に行く方法
今回日本代表DFMが参加するのはプレイイン。ごく簡単に言えば一次リーグです。グループA/Bの10か国から上に行けるのは「たったの4枠」です。
ではどうすれば行けるのでしょうか。一つは簡単。グループ1位になればいい。日本はグループBなので香港台湾BYG/北米C9/ロシアUOL/トルコGS、これに全部勝てば1位です。それがどれくらい難しいかはとりあえず置いておきましょう。要は各グループ1位で1枠確保という形です。
もう一つは少し特殊です。グループ総当たり4試合が終わったら、グループの3-4位が直接対決します。ちなみに5位は即敗退。で、この3位4位の勝者が今度は「相手グループの2位」とBO5で勝負するわけです。そしてそれに勝った方が切符確保。今回のDFMで言えば、グループBで3-4位に入った場合、Aの2位と戦い、グループBで2位になれたらAの3-4位勝者と決勝、というわけです。
「ワイルドカード地域」と「その現在位置」
その前にLOLの世界情勢に詳しくない方に簡単に再度説明する必要があるのがこの「ワイルドカード地域」という概念と、その現在位置です。知ってる人は飛ばしてもOK。
ワイルドカード地域というのはかつての呼称で、簡単に言えば「マイナー地域」と呼んでも問題ないでしょう。
サッカーで考えてみると、みなさん強豪国といえばどこを思い浮かべるでしょう、地域としてはどこでしょう。ブラジル、アルゼンチンのある南米やスペインフランスドイツ等が競うEU地域を思い浮かべると思います。そしてワールドカップも地域ごとに「出場枠」というものが決まっており、強い地域にはたくさん、弱い地域にはちょっと、という感じです。いまサッカー日本代表が「絶対に負けられない」といつものようにやってるアジア最終予選も「アジア枠4.5」のなかに滑り込むための戦いをしているわけです。
じゃあLOLでいう南米ヨーロッパといったメジャー地域ってどこ?となりますが。それが「中国/韓国/EU/NA/香港台湾」の5強です。本来ここにベトナムが加わるのですが、コロナの都合上今年は無視します。この5か国は「優勝チーム」以外にも出場枠が与えられています。なぜなら強いから。今回の組み合わせ写真で言うと左側2つずつ、HLE/LNG/BYG/C9の4チームが「メジャー地域」のチームです。で、その右側がマイナー地域です。
今の話をまとめてみましょう。このプレイインは抜けられるのが「4か国」。そこにメジャー地域のチームが4つ来ている。じゃあふつうに考えたらその4枠メジャー地域が取っちゃうんじゃないの?と思うかもしれません。実際その通りなんです。前回も書きましたが
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メジャー地域の2番目3番目4番目のチームとマイナー地域の1位が競うわけですが、大抵抜けるのはメジャー地域になります。プレイイン形式になった17以降を見るとメジャー地域の2番目3番目4番目のチームとマイナー地域の1位が競うわけですが、大抵抜けるのはメジャー地域になります。プレイイン形式になった17以降を見ると
2020 4チーム中3チームがメジャー地域(ロシアが突破)
2019 4チーム中4チームがメジャー地域
2018 4チーム中4チームがメジャー地域
2017 4チーム中3チームがメジャー地域(トルコが突破)
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過去4年、16枠のうち14枠を「メジャー地域の数番目のチーム」が獲得していっているのです。日本を含むマイナー地域は「1位」がこのプレイインに出れますが、抜けた経験があるのは「ロシア/トルコ/日本/ブラジル/オセアニア/ラテンアメリカ」のうち、トルコとロシアだけです。それもたった1回ずつだけ。今回DFMが挑むのはそもそもこの馬鹿みたいに高い壁だということをまず念頭に置く必要があります。
そしてもう一つ覚えておいてほしいのが、過去にマイナー地域で抜けたのは「トルコとロシア」だけだということ。要はマイナー地域でもこの2か国の地域レベルは「別格」だということです。そしてその別格両方が日本の入るグループBに来ました。なんなんじゃそりゃー。せっせっせいやー。
グループBの力関係 香港台湾2枠目の過去成績
各チームの強さについては色々ありますが、これからいろんな情報が出てくると思います。とりあえずはここ数年の「地域」の力関係からこのグループBを見ていきましょう。
まずは香港台湾BYG。ここはメジャー地域でもEUと「3番目の地域」を競っているくらいの立ち位置。まあマイナー地域にはそうそう負けない。ベスト8に1チームくらい地域として送り出したい、それくらいの位置でしょう。
過去の地域成績、香港台湾2位の成績を見てみましょう。
2020 PSG プレイイン1次リーグ3勝1敗(負:ロシア)プレイイン1位通過
本戦 グループリーグ3位(2勝4敗)敗退
2019 HKA プレイイン1次リーグ3勝1敗(負:ベトナム)
2次ラテンアメリカISGに3勝1敗でプレイイン通過
本戦 グループリーグ4位(0勝6敗)敗退
2018 GREX プレイイン1次リーグ4勝0敗
2次トルコSUPに3勝1敗でプレイイン通過
本戦 グループリーグ4位(0勝6敗)敗退
2017 HKA プレイイン1次リーグ3勝1敗(負:トルコ)グループ2位
2次EUのFNCに0勝3敗でプレイイン敗退
過去4回のプレイインで3回突破。4年間で負けた相手はトルコに3回、ロシアに1回、ラテンアメリカに1回のみ。マイナー地域とはたくさん戦っていますが、トルコ以外は文字通り「蹴散らして」います。
日本とも17以降過去3回Worldsで対戦していますが成績は散々。
2017のRPGは2試合して1-12-1/1-11-2といずれも25分で大差をつけられての大虐殺、2試合でタワー獲得0本といった圧倒的な差をつけられて敗北。
2020のV3も8-25-15、27分で獲得タワー1本と17より多少マシながら完敗以外のコメントがないレベルでの敗北を喫しています。
つまり香港側から見れば「相性の悪いトルコ/ロシア」と「相性のいい日本」と当たった、といった感じでしょう。
グループBの力関係 北米3枠目の過去成績
つぎは北米C9。北米地域のLOL人気は高く、LOLのプロシーンを支えているといっても過言ではありませんが、世界大会では正直散々です。メジャー地域間での力関係も完全に下位、プロシーンの人気等がなければマイナー落ちしてもおかしくないといった感すらあります。ただそれはあくまでもメジャー地域間での話、言うてマイナー地域にはそんなに負けません、そんなには。
2020 TL プレイイン1次リーグ3勝1敗(負:ブラジル)プレイイン1位通過
本戦 グループリーグ3位(3勝3敗)敗退
2019 CG プレイイン1次リーグ2勝2敗(負:ロシア×2)
2次トルコRYL 3勝0敗でプレイイン通過
本戦 グループリーグ4位(0勝6敗)敗退
2018 C9 プレイイン1次リーグ4勝0敗
2次ロシアGMB 3勝2敗でプレイイン通過
本戦 グループリーグ2位(4勝2敗) ベスト4進出
2017 C9 プレイイン1次リーグ4勝0敗
2次ラテンアメリカ LYN 3勝0敗でプレイイン通過
本戦 グループリーグ2位(3勝3敗) ベスト8進出
見てわかる通り、ここ4年でマイナー地域に負けたのはロシアに4回、ブラジルに1回です。あれ?春のDFMは?と思った方、あれはMSIという春大会のアメリカ1位としてのC9です。
日本とはWorldsで過去2回2018で当たっています。
1試合目はあのリサンドラ裏入り、14-18で惜敗した試合。
2試合目も9-14とまあまあ惜しかったアレです。
そしてNA3位ではありませんがC9とは21春に戦っており、1試合目はみんなの覚えてるあの勝利(有名なので詳細略)、2試合目はクレバーにクレバーに不利な時に戦わないようにとマウンテン4ドラ明け渡してそのまま負けた試合になります。
ちなみにこのMSIのDFM対C9の2戦目を見てCOWCOWが「あたりまえ体操」を思いついたとも言い伝えられています。(諸説あり)(嘘でーす)
♪30分で4ドラマウンテン全ギブしたら~サイオン溶かせない!あたりまえ体操~
日本人の98%が1試合目で気持ちよくなりすぎて、なんかPerkzヨネいたなーくらいしか覚えていないMSIのDFM対C9の2試合目。DFM、日本はメジャーにも一発、一矢報いることが出来てきているだけに、ほんまこういうのが勿体ない。「格上に一発いいの入れる」は何度も見せてきた、次は「リーグを勝ちきる」ところを見せてほしい。そういう時期に来ている。。
ともあれ、Worlds的にはロシア相手に危なかった2018以外は結構危なげなく進んできており、やはりプレイインでは実力上位と見ていいでしょう。ただ日本的、DFM的にはMSIでは土をつけており、DFM対C9は近年1勝3敗、いずれも完敗とはならず勝負は出来る程度に相性が良いので、ここでまた一つ勝つのを日本的には期待したいところ。
グループBの力関係 ロシア1位の過去成績
マイナー地域のロシア。古くはMoscow5が欧州を席巻し、最先端のジャングリングと言われていた時期もあったり、あるいは”ブランドSUP”で世界を驚かせたり、マイナー地域ながら今までのを見てわかる通り「メジャー地域キラー」でもあり、定期的に爪痕を残す地域。そんなマイナーリージョン最強をトルコと競っている感のあるロシアの近年を見ていこう。
2020 UOL プレイイン1次リーグ3勝1敗(負:ラテンアメリカ/TB香港)
プレイイン2位→グループA3位トルコSUPに3勝0敗で突破
本戦 グループリーグ4位(0勝6敗)敗退
2019 UOL プレイイン1次リーグ2勝2敗(負:オセアニア×2/TB北米1)
2次EU SPY 2勝3敗でプレイイン敗退
2018 GMB プレイイン1次リーグ2勝2敗(負:台湾2)
2次北米C9 2勝3敗でプレイイン敗退
2017 GMB プレイイン1次リーグ0勝4敗(負:ラテンアメリカ2中国2)
プレイイン敗退
見てわかるように、マイナー地域上位の格は伊達でなく、調子を崩した17以降はいずれも一次リーグを突破している。18にはNAから2勝、19にはEUから2勝、20には香港台湾から1勝とメジャー相手に星を取れるチームでもある。これは相当すごいことで、逆に日本がメジャーから星を取れたのは19Worlds対EU/21MSI対NAのたった2つ。
日本とロシアの対戦成績はWorldsでは17以降1回、昨年のV3対UOLになる。その時は28分で30キルされての敗戦となった。肝になっているのはJGのAHaHaCiK。19MSIではStealの動きを完全に研究しDFMを窒息させたが20WorldsでもV3Bugiを相手に1on1で仕掛けて潰し、そもそもV3がベトナムと開発した虎の子作戦「このご時世にスワップ」も秒で対応してした。
DFM、V3合わせてロシアのAHaHaCiK相手には3戦して3敗、それも「いいところなしの完敗」を毎回食らっており、ロシアの地力の高さに加え、そのトリッキーさにより完全に翻弄されているのがここ数年の日本ロシア関係になる。なんならトラウマレベルで相性が悪いこのロシアとグループで当たらないといけないのは相当キツいと言ってもいいだろう。
グループBの力関係 トルコ1位の過去成績
最後にマイナーリージョン最強を長らく誇っていたトルコになる。17のグループリーグ突破をピークに、以来そこまでではないが、それでもマイナーリージョンでは一つ二つモノが違う。それを数字と結果で見ていきたい。
2020 SUP プレイイン1次リーグ2勝2敗(負:オセアニア/北米) グループ3位→4位EU相手に3勝2敗→ロシアに0勝3敗で敗退
2019 RYL プレイイン1次リーグ1勝3敗(負:韓国×2/ブラジル1)
2次北米 CG 0勝3敗でプレイイン敗退
2018 SUP プレイイン1次リーグ3勝1敗(負:EU1)
2次香港 GREX 1勝3敗でプレイイン敗退
2017 FB プレイイン1次リーグ3勝1敗(負:香港1)※TB香港に勝利し1位
2次ブラジル ONE 3勝1敗でプレイイン突破
本戦0勝6敗敗退
メジャー地域香港には17-18で3勝、昨年はEU相手に計6戦して4勝2敗とメジャー地域であろうと勝ち越せるだけの地力とメンタルがあるのがこのトルコの特徴になる。ロシアと違って1次リーグ敗退がこの4年で一度もなく、そこからもマイナー上位だということが分かる。ちなみに日本はこの4年1次リーグ敗退が4回のうち3回になる。それくらいの差が地域としてある。
直接対決は数が少なく、Worldsでは2017にRPGが2回戦い、1試合目は4-14の26分ゲームで完敗するも、2試合目は30分、バロン勝負くらいまでは五分で戦えていたりもして。当時まだ経験が浅くバロンダンスで崩れて勝ちを献上してしまった、という形で。
一応似た時期、2017MSIでRPGが意外と健闘しつつ0勝2敗、2018MSIでPGMが1試合目完敗からの、2試合目粘っての敗戦、と勝てはせずとも、マイナー最上位に対して当時としては健闘した、噛み合わせが良かった方の地域でもあって。ただ当時とは日本代表もトルコも全く別物(一応EviやGeangはいるといえばいる)であり、DFMと噛み合うかは未知数といってもいいだろう。
ただ、メジャーリージョンのEUを物差しにすれば、Humanoid相手に1本拾えたDFMに対し、BO5で勝ち切れるのがこのトルコ地域だというわけで、どう見てもやはり格上、と言わざるをえないだろう。
グループAの力関係 全体論
DFMはグループBであり、3-4位決定戦で勝てた場合、グループAの2位と勝負になる。これが今回の抽選のキモであって。なぜか、簡単に言うとグループAには「2強」が揃って入ってしまったからだ。
2強というのは「韓国HLE」と「中国LNG」。どちらもこのプレーオフ10チームの中で最強候補と目されており、お互いと当たらない限り他には負けないだろう、といったくらいには力の差があると目されている。
つまりグループAが「死のグループ」に見えるが、Aの1位2位を中国韓国が占めるとなると、どちらが2位になっても「グループBの3位4位級ではほぼノーチャンス」ということになっている。
もちろんMSIでDFMは韓国1位に勝てそうになった、が結局勝てなかった。2試合目は嘘のようにボロ負けした。中国とはWorlds2018、KBMに勝って悲願の1次リーグ突破した後に中国4枠目EDGと当たり0-3でボコボコにされている。それくらいの差がある。
まあAも色々あるだろうが要点はこれになる。Aの1位2位は中国韓国でほぼ確定、どちらが来てもBの3位4位レベルではノーチャンス。
つまりグループBの連中は実質的に「3位以下はノーチャンス」ということになる。なんとかして2位までに入り、Aの中国韓国以外が3位4位で来るのを祈る、というのが厚い勝ち筋になる。
ちなみにAの残り、ラテンアメリカ、ブラジル、オセアニアは言ってしまえば「マイナーリージョン」でも下位の方、日本と競っているレベルと言ってもいいだろう。一応INFが多少格上、といった程度で。
DFMの勝ち筋シミュレーション
この災害レベル・鬼の組み合わせになってしまったDFMが本戦突破するには、もともと相当細い線を寸分の狂いなく引っ張り続けるレベルの苦戦を強いられることはほぼ間違いないし、本戦へ行ける確率は相当運に恵まれる必要がある状況に追い込まれている。でもまあそれでもあり得るかもしれないものをいくつか考えたい。
①奇跡的に”今まで勝てたことのない”ロシア/トルコ/香港台湾に全部勝ち、北米にも勝って1位通過。
これがある意味一番楽、4勝すればいい、たったそれだけ。ただそのためには去年V3のBugiすらボコられたロシアや香港台湾に勝ち、地力に勝るトルコにも勝ち、なんやかんやでMSIでは五分だったC9にも当然勝ちきらないといけない。普通に考えたらC9との相性の良さを好意的に解釈して1勝3敗の相手にです。
②香港には負けちゃったけどなんかロシアが調子崩してトルコにも北米におも勝てて2位確保して相手にマイナー地域が来る
ロシアは時々ころっと負ける時もある。MSI20も初戦では力の差を見せていた感のあるUOLが接戦の末一つ負けるとオセアニア相手に調子を崩し、結局タイブレークではぼっこぼこになって負けたりした。そういうムラっけのある部分をつければ何かが起こるかもしれない。そのうえで同じくMSIで調子の悪かったトルコが、それも世界大会慣れてないメンバーが揃ったトルコが浮足立って自滅してくれたりして、そのうえでC9に勝てたりしたら可能性がある。こんな薄そうな可能性だが、列挙する中では一番ありうるライン、現実的にDFMはここを狙うしかない状況であって。
③一番格下の日本だがなんとか3位4位を確保して、決定戦に勝って、なんかグループAで大波乱が起きてグループAの2位がマイナー地域でそこに勝つ
実際グループステージ的には面子的に「1勝できれば御の字」ってくらいキツい相手が揃っている。正直相手関係を見れば0-4で即帰宅でも言うほど責められないと思う。それくらいロシアもトルコもヤバい。で、1勝できれば4位への道が開かれるわけで、そこでロシアでもトルコでもどちらでもヤバいのだが、それをなんとか勝って、そのうえでグループAで大波乱が起きる奇跡を祈るしかない。一応2020Worldsでは同じく上位候補だった中国が大調子崩しをやらかして1勝3敗だったという事実もある。なお日本代表V3はその調子悪い瞬間の中国に調子悪いはずなのにボコされている。そんな奇跡が起こってマイナーリージョン勝負になれば、ロシアやトルコとの3位4位勝負よりも楽な戦いとなるかもしれない。
④一番格下の日本だがなんとか3位4位を確保して、決定戦に勝って、グループAの2位が中国韓国だけどそれ相手にBO5で歴史的勝利を挙げる
いま僕は夢物語を書いています。今まで書いているルートはどれもきついのだが、結局一番きついのがこのルートでこのルートが相対的に一番現実的でもあって。ロシアトルコ香港北米相手に2位を確保、なんてまあまあ夢物語なのだが、だからといって3位になったところで結局その先に韓国中国が待ち構えていたら、それに1つ勝つのすら歴史的勝利、BO5となればさらに、といった感もある。
まとめ
はっきりいってめちゃきつい。今までのなかでも最悪のくじ引きまである。まあただ、日本サーバーの現状、日本LOL界隈の閉塞感を打破するには、一生ぐちぐち言ってる性格悪い奴らを黙らせて、新規をガツンと呼び込めるくらいの大爆発が一つ必要なわけで。くじ運に恵まれてぬるっと突破でなく、この荒れ果てたオフロードを突き抜けるくらいの勢いが欲しいところであり、そういう意味では一番きちぃが一番見せ場の作れるルートが出来やがった、と思ってひとつなんとか頑張ってほしい。
ほんまに1つ勝つのもキツイ相手ばかりなのはLOLを知ってる人間ほど痛いほどわかってると思う。それでもなんとか、といった感じでとりあえず。