UXデザイナーが技術を身につける意味
経済学部出身でがっつり文系ですが、アプリ開発のUXデザイナーになるためにはエンジニアさんと対等に話せるくらいの知識は必要だと思ってるので、今月はUX関連のインプットは控えめにして、より技術よりの学びに注力していってます。今回はデザイナーが開発の経験や技術をインプットをすることのメリットについて思ったことを書いていきます。
最近の動き
Vue.js触ってみなよと、以前インターンでお世話になったエンジニアさんにアドバイスを受けており、技術研修でもVueに触れる機会があったのでちゃっかり勉強しています。
まず、Vueって?言語なの?ライブラリ?プラットフォーム?何それおいしいの?状態だったのでこれはいかんと思い、とりあえず時間を取って記事を見るのですが、芋づる式に分からない横文字やら言葉やらが出てきて苦戦する毎日です。それと、テック系のアウトプットをしていきますが、間違ってるなと思った時は、『何言ってんの?』とマウント取っていただけると嬉しいです。
Vue.jsについて
Vue.jsはJavascriptのUI構築用のフレームワークです。(フレームワークというのは、ある一定の決まりごとの中で利用するサービスのことだと認識してます。)他にもAngular ・Reactとなるものもあり、以前は、サーバー側の開発が主体でしたが、近年は技術も進化してページを遷移させず1ページ内で完了するものなど、よりフロントエンド開発に重きが置かれるようになってるらしいです。
導入してる企業
zozoテクノロジーズ 、LINE、DMM、そしてnoteもVue.jsを導入してるそうです。
https://note.com/konpyu/n/n9b7bf4343514
エンジニアの方々と対話できる
開発の部分って、エンジニア以外の人からすると、プロダクトが出来上がるまでのプロセスや使用してる技術、使い方がブラックボックス化していてよくわかんないですよね、少なくとも全て説明しろと言われてもできないわけです。そんな時、言語の意味を理解してたり、開発経験があれば、エンジニアの人とのコミュニケーションが取れ、プロダクトを作っていく中で認識のズレみたいなのが少なくなる。
デザイナーとエンジニアの立ち位置
UXデザインのプロセスを簡単に説明すると、下の手順の繰り返しで、より良いサービスを構築していきます。
①ユーザーの状況を把握する
②必要な機能や改善点を洗い出す
③ものを作る、改善する
④ユーザーに使ってもらう
個人的には①と④がUX・UIデザイナーの領域で、②と③はエンジニア領域だとしています。この領域については、エンジニアと言いながら、UIに横断する人もいるだろうし、UIデザイナーでフロントエンドの開発もできますみたいな方もいて、領域定義なんかそのプロジェクトやチームの中でやるのが良いんだろうなと思います。
実現可能性と工数が読めること
ユーザーリサーチで得た情報から、プロダクトの改善点が見えた時に、新しい機能や、修正などの実現可能性があるかないかを判断できるようになり、UXを改善できる部分とできない部分をはっきり理解できます。また、リアルな開発プロセスを抑えておくことは、どのくらいの時間が必要かを知れるためディレクション側に立つ時に役立ちます。
他にもメリットがあるはずなので、近い将来、プロダクトを開発した時に、
デザイナーがテクノロジーを知る意味みたいなものを、経験した側からアウトプットできればなと考えてます。以上 、バージョン2020・4月版の記事でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?