やまのてる

心に浮かんだ私の言葉を表現していきたい。

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最近の記事

詩  春の雨

昨日も今日も 雨降りで 山はすっぽり 雲の中 白いもやの 合間から 鮮やかな新緑 光ってる 雨降り 好きではないけれど 見える景色が 違ってて なんだか 好きになりそうで 昨日も今日も 降っている しとしと ピチョピチョ  降っている 私の好きな 新緑の雨

    • 詩  春の山

      新緑が山を覆ってる 新葉が山を覆ってる こうして眺めているだけで 喜びので讃歌が聞こえてくる 私も生きてる あなたも生きてる

      • 詩  魂

        辛い思い出は 海の底に沈めればいい 静かで暗い海の底 深い悲しみは 心の奥に沈めればいい いつか悲しみは 雫となって 心の泉を 満たしては 淡い光を はなつだろう

        • 詩  トラック

          オンボロトラック 走ってる 高速道路を 走ってる 見た目は ぼろぼろ 傷だらけ それでも資材を 運んでて 一生懸命 走ってる なんだかとっても 素敵でね 思わず 応援したくなる オンボロトラック 走ってる オンボロトラック 今日も行く

          詩  梅の花

          季節はずれの あったかさ 梅のつぼみが 膨らんで どんどん どんどん 膨らんで 今朝は きれいに咲いている 空気をピンクに 染めていて 甘い匂いを 漂わす うぐいすたちも 鳴いていて なんだかすっかり 春なのね

          詩  梅の花

          詩  追分(おいわけ)峠

          追分峠の てっぺんで 西のお空を 眺めてる 夕日がゆっくり 沈んでく 山も お空も 雲たちも いろんな色に 変わってく それがあまりに 綺麗でね いついつまでも 佇んで 私はそこから 動けない 追分峠の 夕日はね 今日もゆっくり 沈んでく

          詩  追分(おいわけ)峠

          詩  鬼追い

          闇に沈む 本堂で 松明片手に 鬼が舞う 火花散らして 鬼が舞う いにしえの 時をまとって 鬼が舞う

          詩  鬼追い

          詩  霧氷

          枯れ葉を落とした 木々たちが たくさん花を 咲かせてる とってもきれいな 白い花 強い風が 吹いてきて 花は一気に 飛ばされた パラパラ カンカン パラパラ カンカン 冷たい空気に こだまして 氷の花が 砕けてく 山が静かに 歌ってる 冬の歌を 歌ってる

          詩  冬野菜

          白く積もった 雪の下 一面白い 畑には 宝物が うまってる 大根 白菜 チンゲンサイ かぶらに白ネギ キャベツ 凍りながらも 枯れないで 寒さを耐えて しのいでは 甘さと水を 蓄えて 私に食べてと 言っている それがとっても 美味しくて 毎日食べても 飽きなくて 冬の野菜は えらいのよ とってもとっても えらいのよ 今日も頂き ごちそうさま

          詩  冬野菜

          詩  冬の夜

          パチパチ パチパチ 燃えている パチパチ ジュウジュウ 燃えている 薪が あかあか 燃えている 寒い冬の 夜にはね こんな音に かこまれて ゆっくり時間が 過ぎていく 静かな寒い 冬の夜 私の好きな 冬の夜

          詩  冬の夜

          詩  空を見上げて

          かなしいとき つらいとき 私は 空を見上げるの 静かに そっと お月様 私を 見つめておられるの もうそれだけで 充分で 嬉しいとき 楽しいとき  私は 空を見上げるの お日様 さんさん さんさんと 私を 明るくてらしては  もっと 笑顔にしてくれる

          詩  空を見上げて

          詩  不思議

          不思議だな  東の空から 顔を出し 西の空へと 沈みゆく  ともに 同じお日様で あんなに きれいに 輝いて 私のこころは 湧き立って あつい喜び あふれ出す それにくらべて 昼間では 私のこころは 動かない 昼間のお日様 長い旅 東の空から西の空 てくてく てくてく 歩いてね ひたすら ひたすら 歩いてね きっと お疲れなんだろね いつも 毎日 ご苦労様 明日も お会いできるかな

          詩  不思議

          詩  かわいいあの子

          かわいいあの子は 今日もまた 私を見つけて 笑うのよ ぷにぷにおててを 広げては 抱っこしてよと せがむのよ かわいいあの子は 今日もまた ぱくぱくご飯を たいらげて まだまだお代わり せがむのよ かわいいあの子は 今日もまた 私を見つけて 笑うかな

          詩  かわいいあの子

          詩  銀色の雲

          南の空の 水平線  もくもくもくと 湧きたって もくもく ぐんぐん 沸きたって 雲が大きく 伸びあがる お日様 陽射し 一身あびて  湧き立つ雲は 銀色に  挑むような 銀色に  南の空の 水平線 ぐんぐんぐんと 湧きたって 雲は大きく 伸びあがる

          詩  銀色の雲

          詩  母

          久しぶり 母と湯船をともにする 小さくなった 背を見ては 長き苦労の年月を しみじみ感じ そっとその背に 手を添える

          詩  朝日

          寒さ厳しい 朝の空 東の空が 明るくて だんだん だんだん 明るくて 雲をこがねに 染めていて あんまりそれが 神々しく 私は思わず 手を合わす 心を込めて 手を合わす