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かご編みワークショップ🌿2023年度作品集🧺今年1年をふりかえって

これから山は寒い季節に入ります。2023年度のかご編みワークショップは4月に始まりましたが、12月のつる採りを最後に終了します。

今年1年はいろいろなことがありました。私にとって特に大きかったのは、講師の怪我でした。薪を持ち、柵を越えようとしてつまづき、腰の骨を折ってしまうというショッキングなお知らせを受け、急遽私が代わりに講師を務めることになりました。

全く予期していなかった事態に、戸惑いながらも、いつもは作品のゴールだけを目指してただ編んでいたワークショップでしたが、今年は作り方に意識を向け、何度も試行錯誤しました。そのため、自分の作品はプライベートも含めほとんど作れませんでした。シングルタスクタイプです( ˊᵕˋ ;)

しかし、かご編みを新たな側面から見ることができ、自分自身の成長につながったと思います。

幸いなことに講師も回復され、今はいつも通りワークショップを行っています。12月には山のつる採りにも参加できました👏
来年も元気で頑張ってくださいね(੭ˊ꒳​ˋ)੭

それでは、みなさんの作品をご紹介して今年を振り返ってみたいと思います。

丸かごのバリエーション

ワークショップ学んだことを活かして、ご自分で創意工夫されて作っています。皆さんすごいです!

ラトビアのヤナギかご

丸かごのバリエーションの左奥にあるものをアップにしました。
この方は、ラトビアのヤナギを育てているところへお手伝いに行き、そこのヤナギの枝を使って作られました。
ラトビアのやなぎが美しいです。

まるかご一つでいろいろなデザインをしています。

ゴッズアイのかご

向かって右側3つは、オオツヅラフジ・クズ・樹皮・あけびなどを入れ込んで作ったゴッズアイのかごです。左側2つは主にクズと樹皮で作られました。

こちらは、「クズつるの採取と下処理ワークショップ」で材にしたクズつるを、持ち帰って作品にされたものです❤️
ご自宅から写真を送ってくれました♪

持ち手のくるんとなったつるがかわいいです(´∇`)

オオツヅラフジのブルキナ編みと樹皮のかご

向かって右側の大きいものが、ブルキナ編みという編み方です。覚えるまでは難しいですが、覚えてしまうと目をつむってもできるというのが講師談です。

左側3つは、奥から杉の樹皮のペットボトル入れ その手前が六つ目かご、一番手前が胡桃のかごです

クズのブルキナ編み

編み方で素朴なクズが、透け感のある素敵なかごになります。

ショルダーバッグ

<胡桃の樹皮バッグ>
胡桃の樹皮をひごにしてボックス型に組み、背面から布をまわし被せ、バッグの蓋にしています。
蓋の重しは、アンティークで入手した鍵です。
いい味出していますね

蓋の布の上部は皮に見えますが布です。
なんと!この風合いは柿渋です。柿渋の下の方に沈んだ オリのようになった部分(通常捨てられる)を、布に塗りつけ、皮のような模様を出したそうです。

<ひのきの樹皮バッグ>
ワークショップではまだかごのみだったものに、市販のストラップをつけて完成させました。おしゃれ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎

ひのきとくるみのかごバッグ

2種類の樹皮から、手提げかごを作られました。向かって左がひのきの樹皮で、四つ目組という編み方、右がくるみの樹皮で網代編みです。産直で売れそう。。。

ミニチュアのかごたち

余った端材も工夫して大切に使い切る、みなさんのミニチュア作品をご紹介したいと思います。思いがけない組み合わせになったりして、面白いです☺️毛糸を編み込んでみたりするのもかわいいですね♪

クズの布

最後にかごではないのですが、クズからすてきな布を作った方がおられるので、ご紹介します。

風に吹かれている手前2枚の布がクズの布です。縦糸は絹だそうですが、横糸はクズ糸を使っています。青いのは藍で染めたそうです。

クズ糸の取り方は、以前記事にしましたが、実はこの方からもいろいろとアドバイスを頂いてます。ありがとう(´꒳`)
私は縄にしましたが、布にするには、途中で切れないよう均一に長く取らなければなりません。根気と丁寧さが必要な作業ですね。

奥の黄色がかかった布は、カラムシから取った繊維の布です。

最後に

この他にもまだまだたくさん良い作品がありました。
機会があればまたご紹介したいと思います。

記事を読んで「いいね」「フォロー」してくださったみなさん!
さらにそこからワークショップに参加してくださったみなさん!
みなさんのおかげでとっても楽しい1年でした♪¨̮⑅⋆。˚✩.・゚
本当にありがとうございました٩(ˊᗜˋ*)و


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