(23) 「熱くなる」とは「現在への集中を高めること」「冷静になる」とは「過去や未来へ意識を振り向けること」 ではないかと思う 🧊🏀🔥
接戦では冷静さが大事と良く言われますが
「冷静になる(体や心を落ち着かせる)」と
「運動量や現在への集中力が、やや低下してしまう」という、負の面もあります。
反対に、
「熱くなっている状態」では
「いまその瞬間への集中力や運動の強度が最大になっている」と考えられます。
単純に考えると、
「熱くなっている状態」の方が良いプレーが生まれそうですが、
相手にプレーや作戦を読まれていたり、
OFやDFの方法自体が良くなかったりすると、
集中力も運動強度も高いのに、結果がついてこない事態となります。
(がんばってるのにうまくいかず、気持ちが空回りしてきます。)
そうなったときに、必要になるのが
「頭を冷やすこと」「冷静になる」ことです🧊
現状の方法ではうまくいっていないことをまず認識し、
過去(これまでの試合の流れや、自身の経験、練習してきたこと)を参照し、
未来(どの作戦であれば、良い結果になりそうかを予測すること)を考える、
ことが大事になってきます。
相手がうまく対応、調整してくるときほど、
こちらもそれに対抗するために、
冷静さが必要になるとも言えます。
良い結果が出ている時はひたすら熱くなればいいし、
熱くなっている(集中力も運動量も高い)のに
うまくいってない時は、冷静になる必要があると言えます。
冷静になりすぎると、運動量が落ちたり
現在への集中力が低下する状態(いわゆる「考えすぎてる状態」)となり、
作戦が良かったとしても、良い結果が出なくなる時もあります。
そのようなときには、この作戦でいいのだと腹を括って
熱くなることが必要と思います🔥
相手がうまい作戦を立ててきても、
熱量が高ければ作戦を超えることもあります。
日本の終盤の爆発力は相手の作戦をも超える熱量だと思います🔥🎌🔥