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ニッチな選択肢

こんにちは。
なかなか更新してなくてどうもすみません。
どれだけの方が見て下さっているかは分かりませんが…

お盆は家族サービスをしてから山に行こう!
と意気込みながら、ネットでは売切ればかりでなかなか探せ無かった、OMMのClassic32を三島市のアウトドアショップ SWENで本当に偶然見つけてしまい購入。

SWEN 三島店

縦走用に持って来ていたライペンのグランクロワールスパイダロン55+10の中身を選別し、OMMのClassic32に移し替えて準備。

自分の時間という事で山へ行く事を意気込んでいたものの、ドンピシャで4年連続で台風が来てしまい日帰りか、1泊2日か。

予定の変更を余儀なくされました。

ここ何年か、夏休みに自分が計画している
登山が遂行出来ずにいます。
ジレンマはあるものの、天候ほど言う事聞かないものは有りません。

時間がある限り、色々な山に登って来ましたが、
特に今好きな山域は北アルプスです。

ある程度歩いたら南アルプスに行きたいと思っていますが、季節が南アルプスは長いから初冬前にも行けるかな?
という考えも有るし、繋げて歩いた方が楽しいかな?なんて思うのも楽しい。

北アルプスの南北縦走をテーマにずっとやって来て、
①新穂高から親不知
②上高地から親不知

どちらのルートでも、栂海新道を通過して日本海へ辿り着く事が出来れば北アルプス南北縦走が走破になる。
という事で繋げているのですが、
なかなか、台風でその実現も出来ていません。

南北縦走一筆書きなんて、実現まで時間かかりそう。

本来はテント泊で何日もかけ長く歩くのが大好きで、栂海新道を何日かで行こうと試みたものの、
ずっと台風で拒まれていたのだ。

今年は視点を変えて、南アルプスの静岡県側を歩くか選択肢と八ヶ岳に行く選択肢の二つに絞りました。
天気は安定せず、何とか天気の持ちそうな八ヶ岳に行く事に決めました。

やはり9月、10月の秋がベストな時期なのかな。
とも心の何処で考えてしまいます。
初日雨だけど後は好天。
中日に雨が降る。
最終日だけ雨。ちょっと締まらないけれど…
山中にいる日で何日かの内で1日雨降る事なんて良くある話しだし、
とりあえずは山中でも活動出来るし、
全部が晴れる事なんて稀だから
メンタルも多少は保てるかなと。

雨降り続けるのに山に行く。
というのも、何とも言えず微妙なところ。

そして、天気が悪く日数に余裕が無いと、嫌いじゃ無いけどトレラン縦走になってしまい、景色も楽しめないし、気持ち的にも少し余裕の無い山行になってくる。

夏休みという事もあり、本来は静岡県側の南アルプスに予備日を含めて3泊4日で入山しようと思っていたが、どう転んでも天気は回復しない。
ギリギリ曇りのち合間が少し晴れで1日、2日でとなると、代替え案の八ヶ岳も天気がどうかな?
という感じで待った。

八ヶ岳も予備日にも余裕が有り、1泊2日での全山縦走という予定でいたけれど、
山中で悪天候になり富士見平から入山するも、編笠山、権現岳のピークを踏み、キレット通過時点で相当天気が悪く真っ白。赤岳ピークは何度も行ってるし、そんな悪い状況に無理して突っ込んで行くのもしんどそうなので、文三郎尾根から美濃戸へ下山。

南沢は何度か歩いているルートで整備もされているが、夜は歩きにくい。ヘッドランプを2つにして歩く。行者小屋に着いた時に、テント場を見て泊まる気にならず、1DAYで18時間歩き通した。

普段から長時間行動は北アルプスなどで経験があり、南アルプスの静岡県側を歩きたかったので、意識して縦走しているので、苦では無かった。
むしろそうしないと歩ける様にならない。

ハセツネ24時間耐久(2018年完走)完走経験もあるので、経験値としては、それに近い。
その当時の大会は完走率60% エリートランナーが暑さで次々と棄権。
水を充分に持たない選手が多く、私の順位でも半分以上より前でゴール。
3L持っていたが、暑さの為、エイド到着時にはカラカラになっていた。

月夜見の駐車場が第一エイド
自力でここまで来てやっとのエイドになる。
水とポカリを選択出来るので、ポカリでラッキーと思いきや、後々後悔する事に。
兎に角、喉が乾く 笑

その次の水場で、喉が乾く状態が続くのに終止符を打つ。水をガンガン補給する 笑
列をなすので、順番に水を補給。

その時を思い出していた。
疲労で、樹木がスーツを着た人に見え、
動物に見違えたり事がしばしばあった。

やたら、前置きが長くなってしまったけど、
登山する時に使用するバックパックの話し。

ガッツリ4泊5日以上のテント泊、
冬山入るなら50Lサイズのバックパックが必要
ただ、無理に背面長のサイズが合わない物、ギミックが良くてもフィットが悪いザックは選択肢から外した方がいい。勿論、ただ軽いから。カッコイイからという選択の仕方は論外。

登山専門店や、アウトドアショップの知識のある店員さんにサイジング、フィットなどを見てもらうと良い。

①背面長合ってる 15kg
②背面長合ってない 15kg

明らかに負担が少ないのは①であるし、
②の状態で背負っていると、肩に負担がかかり過ぎて身体の血流が悪くなり高山病に近い症状になります。
その為、重りを入れて背負い、腰の付け根のベルトから順番に締めて荷重を腰に分担させられているかどうかが肝心となる。

ウエストハーネスベルトが締まり過ぎでウエスト細いと後で辛い事になるので、
バックルの位置確認してウエストハーネスを合わせ足踏みすると良いです。
ウエストハーネスは本当に合わないと擦れて痛い。
細くて合わないという方はウエストハーネスを変えられるモデルなどにすると良いでしょう。

ショルダーハーネスのスタビライザーも手前にしっかり締めて下さい。

3泊4日くらいなら、35L〜45Lでも夏山なら軽量化出来るし12、13kgぐらいなら、ローカットのトレランシューズやアプローチシューズでも行ける(個人的にウルトララプターとかXA PRO 3Dとか硬めが良い)のでアルパイン・トレイルランニングで使える30Lクラスのザックで良いな。と思い、
Omm Classic32を購入した。

Omm Classic32
Omm Classic32
Omm Classic32

その後、下山後に富士宮にあるATC STOREさんで同ブランドの5L拡張するパックとRIMBAさんでボトルホルダーを追加。元々保持していたトリオンマップケース4を全て装備したらどんだけOMMが好きなの?という具合になった。

登山はやればやるほど、
ザックの選択肢は永遠に付き纏うだろう。

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