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「定期的に届く」ということ②同窓会報

ヤマノ印刷 企画・校正担当Aです。
お得意様や会員さんに向けて定期的にお届けする刊行物に、「ニュースレター」「同窓会報」「DM」などがあります。メールやSNSなどオンラインの発信・通信手段が発達し、調べたいことはすぐにネットで検索できる世の中で、紙の刊行物が郵送で届くことの意義は何なのか。
ヤマノ印刷の考えを全四回に分けて、事例を交えてご紹介します。

第二回は、ヤマノ印刷のお仕事のなかでも多くの実績がある「同窓会報」から考えます。

第一回:「定期的に届く」ということ① ニュースレター はコチラ

1.同窓会報の構成

ヤマノ印刷は様々な学校の同窓会報に携わらせていただいております。
それぞれの学校で特色ある会報を制作されていますが、メインの内容は「同窓会の活動報告」「在学生の様子」「同窓生の近況報告」という構成が多いです。

2.同窓生の声から分かること

会報を受け取られる同窓生は、皆さん毎回楽しみにされていると聞きます。
インターネットで検索すれば、母校の情報はある程度得られるのですが、よほどのことが無い限りはわざわざ調べないという方がほとんどかと思います。WEBページをどれだけ充実させても、多くの方には届かないのです。
そこへ会報が定期的に届くことで、母校のことを思い出し、在校生の活躍に元気をもらい、同窓生の近況を知って懐かしく感じることができます。

3.同窓会報は誰向けなのか

前項の「2.同窓生の声から分かること」は、インターネットを日常的に使用する層から得られたものです。
同窓会報はオンライン環境を使いこなせない年配の方向けと思われがちですが、母校から離れてそれぞれの道を歩みだしたすべての卒業生にとって、大きな価値があると感じています。

4.同窓会は若い会員で成り立っている

そうは言っても、どこの同窓会も若い卒業生に会員になってもらうのに苦戦しているようです。
今後の同窓会を支えていく若い会員を増やすためにも、魅力ある誌面を作って、在校生にも見てもらう機会を設けることが重要です。卒業しても、母校、在校生、同窓生とのつながりが励みになり、価値があると感じてもらえれば、良い結果が得られるはずです。

まとめ 同窓会報の意義

  • わざわざ調べないであろう母校の情報を、定期的に届けることができる

  • 母校と在校生、同窓生をつなぐ架け橋となり、励みや楽しみにしてもらう



次回は、弊社代表の山野宅に届く、とあるDMからヒントを得て考えます。