バンド脱退の話~ニガミ17才のこと~
ココロノート Vol.3
昨晩"ニガミ17才"のドラムス、こっちゃんこと小銭喜剛さんが脱退を発表されました。
「ニガミ17才って誰?」という方も、もしかしたらまだまだおられるかもしれませんが、ニガミ17才について少し語っていきたいと思います。
おととしぐらいに社内の偉い人から「ヒゲダンに続いてブレイクしそうな人ってナカニシさん的に誰?」と聞かれ、「ニガミ17才ですかねー」という感じで、ニガミ17才の動向に注目していまして、去年の3月から始まるツアーのライブチケットも買って楽しみにしていました。残念ながらコロナの影響で中止になってしまいましたが…。
しかしその直前の2月にZepp Tokyoにて『ROCK AX』というイベントがあり、日本テレビの音楽番組『バズリズム02』の"これがバズるぞ!2020"で第1位のNovelbrightと、第2位のニガミ17才が2バンライブをするというので見に行きました。
実は、その「これがバズるぞ!2020」アンケートにわたくしも答えておりまして、ニガミ17才を推薦したので、番組を見た時はすごく嬉しかったなー。
ニガミ17才が取り上げられる日が増える!
ヽ( ´ ▽ ` )ノヤター!
と。
音源こそ聴いていたものの、ライブはまだ見たことがなかったので、初めてZepp Tokyoで4人の音楽を目撃しました。
それはそれは衝撃で、中でも「かわきもの」という曲があるのですが、
ボーカル岩下さんの指揮(指示)でメンバーが次々にリズムを変えていくという、変態プレイをしていたんです。
簡単に説明すると、ドラムの上半身(手)のリズムは5拍子で、下(足)のリズムは4拍子を打つ…
言ってる意味伝わりますか?
それを同時にできるのって普通なんですかね??(教えてドラムの人)
▼その時の様子はこちらで
うーんなるほど、わからん笑。
って感じかもしれませんが、ひとつの曲をボサノバアレンジ、ジャズアレンジ、演歌アレンジと、その場にいたお客さんからジャンルリクエスト(お題)をもらって、そのリクエストに次々にアレンジチェンジしていく器用さに「この人達ほんまもんの音の職人や!」と思って、ますますニガミ17才にハマっていきましたが、今回の突然の報に、次の日になってじわじわと愛しさと切なさと心強さが沸き起こっております。
正直言って、あの岩下さんの感性に合わせていける人は、かなり素直か、かなり変態でないと難しいんでは🤔?って思っているんですが笑、今回ばかりは家庭のご事情だから仕方ないですよね…。
でもファンの方ならよく理解できるんじゃないでしょうか。小銭さん、めちゃくちゃ家族愛がすごい。なんなら"小銭一家まるごと好き"になるぐらい笑。
それは毎月7のつく日にやっている、「ニガミ17にち」という生配信で知ったことです。
アーカイブにも残っていますが、この「ニガミ17にち」を見ていたら、メンバーの人となりがよくわかり、本当にいいバランスで成り立っていることもわかりました。だから、あの表明文をみたときに、みんな性格が出ていてニガミ17才らしくて良いなあって。岩さんは冷たくツッこんでるように見えますけど、すごく愛があるなあと。1番寂しいのは間違いなく岩さんなのが伝わってきたのですが…そんなことを思ってもきっと本人は言われたくないでしょうね笑。すみません、余計なこと言いました。
いわゆる”ボケ”(ボケというか天然)の立ち位置にいるこっちゃんが抜けることでバランスがどうなるのかな、ってちょっと気になりますが、もう1人天然のあくびちゃんがいるから大丈夫ですかね。トークも面白いのですが、彼らはバンドマンですし、またライブや音源でわちゃわちゃと"音"を"楽"しんで、音楽のすばらしさを伝えていって欲しいと思います。
…しかし、やっぱり切ないですね。私個人的にバンドにハマりたくない理由は、こういう脱退や解散があるからなんです。
と言っても、ほとんど経験したことがないですが、1人抜けたらやっぱり別物のバンドになっちゃうよね…と寂しく思うと同時に、新しくなってからハマる人も出てくるでしょうし、紙一重ですね。いずれにしても、こうしていきなりオリジナルメンバーでは見られなくなることもあるから、ライブなどは思い立ったら吉日。
迷ったらDoでしょ!(By 藤原聡 From Official髭男dism)
を私からも推奨いたします。
(そういえば小銭さん、去年の夏にあった「ニガミ17じかん」という17時間生配信番組内で、架空のフェスで誰を呼びたいかの1位に「Official髭男dism」って書いていたので、個人的にはめちゃくちゃ実現して欲しかったです笑。)
ちゅたこたもんで(突然の平沢あくび降臨)
こっちゃん、家族を守るためにこれからも強い漢であれ!ワッショーイ!
ニガミの皆さん、さらなる洗礼された鬼才ぷり、期待しています!(noteの片隅で愛を叫ぶスタイル)
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(仲西)
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