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どんな人間関係にもピークはある

成田美名子の「サイファ」「アレキサンドライト」は本当に名著。

その中で知り、自分の人生訓としていることの一つが「どんな人間関係にもピークはある」ということ(他にも、「嫌な奴は嫌な奴としていていい」「友達とは人間に対する最高の尊称である」など相田みつをなんか目じゃない名言多数)。

この、どんな人間関係にもピークはある、というのは、私の心のベストテン第一位である小沢健二「さよならなんて云えないよ」の中にある

本当は分かってる 二度と戻らない美しい日にいると そして静かに心は離れていくと

という歌詞、そして私の心のベストテン第十位であるスムルース「スーパーカラフル」の中にある

そして僕らは必ず寂しくなった そしてそのうち忘れてった

という歌詞にも表現されている情動。

誰かと新たに知り合うたびに、この人と私の関係はいつがピークなのか、もうピークアウトしてしまってはいないか。

そんなことばかり考えてしまう。

たまに、「ああこの人とはまったくピークに達していなかった!」と思える瞬間があり、それもまた、嬉しいような寂しいような。だって必ずこれからピークアウトするのだから。

何書いてるかよく分からなくなってきたが、これを今読んでくださっている、直接私と会ったことがある全ての人に言いたいのは、

あなたとはまだピークアウトしませんよ、ということ。

あと、成田美名子の「サイファ」「アレキサンドライト」は、死ぬまでに必ず読んでいただきたいということ。

以上、スタジオにお返しします。

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我思う、故に我あり

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