あれから2年

大島大橋への貨物船衝突事故から2年になります。
周防大島に暮らす誰もが大きな影響を受けた事故でした。
完全な復旧まで長い時間のかかった事故でしたが、暮らしが元に戻ると急速に過去のことになってしまったような気もします。
今回の町議会議員選挙でも、この事故に触れている候補はあまりいないようです。

わたしは、この事故の正式な記録を町が作成し、危機管理の原点とすることを提案しています。
住民や行政の記憶が新しいうちに聞き取りを行い、事故による断水や大島大橋の通行制限に行政は、住民は、どう対応したのか事実を調査し、そこから得られる教訓をまとめ、記録に残さなければなりません。
離島学会などと協力して行い、大きな負担にはならないようにすれば、充分に実施は可能です。

残念ながらこの種の事故は、世界のどこかで再び起こる可能性がかなりあります。
私どもの辛苦を、未来に役立てるようにしようではありませんか。
そして、安心して暮らせる周防大島にしましょう。

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