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現実世界を自分で作り出している?

「シュレディンガーの猫を正しく知ればこの宇宙は君のもの 上下」を読み終えた

この本になぜ興味を持ったかというと、保江邦夫さんという量子力学のトップの人が対談形式でお話ししてるんだ~、面白そう!って思ったのがきっかけ

この本は量子力学の歴史書に近く、対談形式で

量子力学がどのように生まれたのか
量子力学がどのように育まれてきたのか
そして量子力学が抱える問題点はなにか
量子力学を実生活にどのように活用すればよいのか

というのをわかりやすく説明してくれてる本だった

個人的に面白かったのは、量子力学の世界でもまだ観測問題とエングルメント問題(量子もつれ)という大きな課題?が解決出来ておらず、むしろそこは割り切って見ないことにしようって進んでることだった

で、一般社会ではそこが量子力学が発見した世紀の大発見だ!って騒いでるところw

(ここからはネトラの妄想)

で、更にこうなんじゃなかかな?と思ったのは、
今後、世界が大きく変わっていく中で、

人の精神レベルの向上
テクノロジーの進歩

という2つがキーになると思うんだけど、たぶん、
観測問題を考えることが「人の精神レベルの向上」に繋がり、
量子もつれを考えることが「テクノロジーの進歩」に繋がるんだろうなって思った

(妄想ここまで)

で、話を戻すと「量子力学を実生活にどのように活用すればよいのか」というところで、2重スリット実験は何を示しているか、、

要約すると、「可能性が重なり合って存在してる」ってこと左右のどちらか片方のスリットを閉じると可能性はなくなり、干渉波はなくなる

この実験から何に気づいたかというと

現実世界を自分で作りだしているというよりは実現可能なものはすべて可能性として存在している、
その中から選び取れる可能性は自分が増やしていたり減らしてたりしているよ

ということ
(その実現可能なものがものすごく膨大なので現実世界を自分で作り出していると言っても過言ではないかもしれないけど)

この実現可能なものというのがキーポイントで

例えば、宝くじを買ってない人は絶対に1億円が当たるチャンスはないけど、
宝くじを買った人は可能性を残していることになる(この言葉に踊らされて宝くじを買わないようにねw)
ただし、宝くじを変える環境にない人(宝くじが存在しない国の人など)は実現可能性がゼロになる

例えば、ネトラが周りの人に明るく話しかけることを続けていれば、
明るい人だって感じてもらえる可能性を残していることになる
ただし、高身長のイケメンアイドル、絶世の美女になるってことは生まれついての身体の構造上、現実を選び取ることはほぼ不可能
(めっちゃお金かけて肉体改造すればできなくもない?w)

例えば、猫を見たいから野良猫ちゃんの居そうな道を選んでいると、
猫を見れる可能性を残していることになる
ただし、猫が全くいない移動手段(高速道路など)を使うと実現可能性はゼロになる

そういう細かな可能性の粒を作りながら残しながら生きることが大切だよってことね

毎日同じルーティーンをしたり、社会の常識というものにとらわれずに、自分の可能性をたくさん増やしていこう!

(追記)
ここで勘違いしてはいけないのは上の「現実世界を自分で作りだしているというよりは実現可能なものはすべて可能性として存在している」という話はあくまで「今の量子力学でわかってる範囲の話」というだけで、地球上の科学は宇宙規模で考えるとほとんどが未科学なので、実現可能とか関係なく「現実を自分で作り出すことも可能」な可能性はぜんぜんあるよってこと


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